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飼育環境
ケージの配置
お部屋は湿気が多くないようにします。寒い時期には寒い隙間風が入らないように、暑い時期には換気の良い場所に配置しましょう。暑い直射日光は避けなければなりません。熱射病で命を落とすことがあります。湿気も大敵です。梅雨時期には除湿も大切です。チンチラの最適環境は10-20度といわれています。
昼中は静かな場所にケージを置くのが理想的です。部屋の中央や廊下など人がよく歩く場所の近くに置かない。ケージを床に直接置かず、マットや防震材を敷いた上に置きます。
一度決めたケージの配置やまわりの模様替えをすると、不安とストレスでエサを食べなくなることもあるので、配置替えは少しずつ移動するようにします。
高さのあるケージはチンチラの上下運動に最適です。ただし、ベビーや新しい環境に慣れない初期は、落下して脳震盪を起こして死亡するケースがあります。低いケージにしたり、上の段にいかないような工夫が必要です。

(ホイールの設置ができるケージを選びましょう)
お部屋で気をつけること
外へ出て迷子にならないようにドアは必ず閉めておくこと。隙間や排水溝なども潜り込まないように注意します。整理タンスなどの引き出しは閉めておきます。風呂場やキッチンへは行かないようにするのが賢明です。
電気のコードをかじって事故をおこすことがあるので、テレビの裏やむき出しのコードの付近には近寄らせないことです。ストーブの上にジャンプしないようにガードをする必要があります。
観葉植物に登ったりかじったりしますので、別の部屋へ移動しておきましょう。
他に、他の動物と一緒に放さないことです。お菓子、果物、野菜はどこかにしまっておきましょう。吸い殻も危険です。木製のイスなどはかじられやすいです。
夏と冬の対策
チンチラは暑さには弱い動物です。25-27度でグッタリし始め、30度をこえると命にかかわります。日本の暑い夏には環境を十分に配慮してあげる必要があります。お部屋が高温にならないようにエアコンで涼しくしてあげるのが一番です。
湿気対策も重要です。湿気による体調不良や敷き草や乾燥干し草にカビが生えやすいので梅雨時期は除湿をしてあげてください。敷き草はこまめに取り替えるようにしましょう。
夏は体調を崩しやすいので、お部屋の温度とチンチラの健康には十分に気をつけてあげてください。
チンチラは南米の高山に生息する動物で寒さにはそれほど弱くはありませんが、家庭のチンチラはペット用として繁殖されているので、やはり冬の対策は必要です。温度差がはげしい環境や身を寄せ合って温め合う仲間がいないならなおさらのことです。なるべく10度以下にならないように、お部屋の温度をコントロールしてください。ベビーの飼育には15℃以上になるよう保温してください。チンチラに直接、冷たい風があたらないように配慮し、巣箱はかならず設置し、敷き草は多めに置いておいてあげてください。必要に応じて暖房やパネルヒーター(囓られても安心なタイプに限ります)の使用も考えます。
体が冷えると風邪をひきやすくなります。寒い環境にいるとストレスになり風邪をひいたり他の病気になったりします。風邪をひいてしまったら、肺炎になる前に早めの治療が必要です。特に小さなベビーは体力を消耗して下痢をおこしやすいので急激な温度差が発生しないように保温が重要になります。
ホットカーペットの上にケージを乗せるのはちょっと危険です。電線の切断や水が落ちての漏電で火災事故の例があります。ファンヒーターは換気を十分におこなってください。熱風が直接チンチラにあててはいけません。使い捨てカイロは囓ると有害ですし、知らないうちに効果がなくなっていたりします。エアコンだけではお部屋の上だけ温かくて、ケージのある床部分が冷えていることがよくあります。やはりエアコンとパネルヒーター(部分暖房)の併用がおすすめです。ケージの全部を温めるのではなく、お部屋の調温をしながら、保温からの逃げ場もできるよう巣箱を中心とした部分暖房をしてあげることがいいです。パネルヒーターは巣箱の下半分や、ケージの底の一部、ケージの横側面に取り付ける方法があります。

(ベビーはストレスを与えない環境と保温が大切)
お手入れ
エサ入れとウオーターボトルは毎日きれいなものに取り替えます。床も汚れていればきれいにします。週に1度はケージの床を洗います。このとき敷き材を取り替えましょう。巣箱の汚れもチェック。月に1度は巣箱の敷き材を取り替え、砂箱の砂も取り替えます。ケージの網にひっかかった抜け毛と一緒に微生物がいる場合があるので、網もきれいにしましょう。年に数回はケージごと消毒して細菌が繁殖しないようにします。
作成: SBSコーポレーション