投稿140:急性中毒・骨髄性白血病

最初気がついた症状は:
1歳と7ヶ月の♂の子です。朝、放牧中に黄色の胃液を戻し、少し元気のない様子だったのでその日の夜、夕方に出したウンチを一応持ってかかりつけの病院に行きました。思い当たる事と言えば、前日の昼 薄めた漂白剤の少量入った桶の置いてある洗濯カゴによじ登っていたので もしかしたらそれを舐めたかもしれないという事。それに病院に持参した夕方のウンチは異様に固いものでした。

症状についてコメントがあれば
病院に行く前日の夜は、そういえばいつもより早く遊びを切り上げて寝に帰ってしまいました。今思えばあれは少ししんどかったようです。戻した日も一日寝てばかりで元気がありませんでした。ゴハンはいつもより少なめでしたが食べた分はちゃんと正常に出していました。

どんな検査をしましたか:
最初は血液検査と、持参したウンチを調べてもらいました。

診断結果は:
漂白剤の誤飲を心配しての血液検査でしたが、肝臓の数値は正常範囲内でした。ただウンチから大量の毛玉が検出され、元気の無さはそれが原因で
毛玉が胃の出口を通過するときに戻してしまったり、毛玉が細い腸管内を通った為体力を消耗したということで、点滴をして少し様子を見ることに。一日経っても元気が戻らないようなら、まだ消化器官内に毛玉や他の異物がある可能性を疑ってバリウム投影検査をしてみましょうとの事。

治療方法は:
一日様子を見ても全く元気が戻らず食欲も余り無かった為、翌日午前から夕方にかけてバリウム検査をしてもらいましたが、結局毛玉や異物は見つからなかったので やはり毛玉をウンチで出すときの体力消耗がよっぽど激しかったのだろうと、一応の点滴をしてもらった後、消化器の弱った子用の柔らかいフード(猫ちゃん用缶詰)を貰い、シリンジで給餌する指導を受けて帰りました。

その後の経緯は:
ところが、その夜から後ろ足が麻痺したようにだんだん力が入らなくなっているらしく、ハンモックに上り下りするのも難しく、トイレに行きたくても間に合わず…という状態になり、翌日朝、また病院に。再度の血液検査をしたところ肝臓の数値が跳ね上がっており、入院することになりました。点滴と共に肝臓の数値を下げるお薬・後ろ足は神経からの線を疑って神経に効くビタミン剤を投与してもらっていたようです。その日の夜の面会時には朝とそう変わりなく、翌日は土曜日だった為診療時間内に面会に行けず電話で様子を聞くも前日と変化無い様子でしたが、その土曜の深夜、病院から容態悪化の知らせをもらい、翌朝面会に飛んで行きました。朝一の血液検査で肝臓の数値と共に腎臓も悪くなってきており、予断を許さない状況でした。いわゆる急性腎不全ということで、透析の出来ないフェレットは『点滴→尿』の図式で腎臓の悪いものを洗い流すほかなく、今日明日がヤマ…との事。でも本人(フェレ自身)もまだ若く、頑張ってくれているし基本的に治らない症状でもないので多分だいじょうぶでしょうと先生には仰っていただいていました。

が、翌日夕方容態が急激に悪化し、夜面会に行ったときには酸素室に入り、ほぼ危篤状態ということになっていました。エコー検査などもして頂きましたが原因も特定できず、症状は早い速度で進むばかりで点滴での腎臓洗浄(?)も追いつかずこのまま酸素室の中でずっと生命活動が終わるまで苦しみを続けさせるか、点滴も酸素も外すけれど、家に帰り家族に見守られて命を終えるか、という段にまで来ていました。結局後者を選択し、点滴を外し酸素室から出た数分ののち息を引き取りました。家には帰れなかったけど、長い時間ずっと苦しむよりは良かったんじゃないかと思います。

原因としては、中毒にしては肝臓の悪化も数日過ぎてのものだったし、その割に症状の進行は劇的に早いものであったし、先生も首をひねっておられました。そして私自身も納得し難い面もあり、以前から万が一の時はと考えていたことでもあったので病理解剖をお願いしました。

3週間後、検査の結果を知らせていただき 病名が『骨髄性白血病』ということでした。フェレットにはあまり見られない病気ということで、原因も特定できず有効な治療方法も無いそうです。1歳7ヶ月と、若いウチの子が何故?とも言われました。

他の飼い主さんにアドバイスがあれば
はじめて一緒に暮らしたフェレットでしたので、何もかも手探りの状態でスタートでした。一年半の期限付きだなんて考えてもみなかったので、日常生活では今思えばあれもこれもしてやればよかったと後悔の連続ですが、逆に治療に関しては(発症からほぼ一週間の間のことだから言えるのかもしれませんが…)出来る限りのことはしてやれたと思います。一生を私達の為に生きてくれるフェレットに最大限後悔をしない事をしてあげることの大切さを学んだ気がします。オーナー歴一年半の若輩の心の呟きですが、何かの参考になればと思います。

投稿: ハトキチ様

※病気の原因についてはまだ不明ですが、中毒症状が強いので表題は「急性中毒」とさせていただきました。


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