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ケージの配置
ケージの置く場所で気をつけることは、ハリネズミが落ち着ける環境かどうかです。
彼らは夜行性の為、昼間は出来るだけ静かな環境にケージを置く必要があります。
テレビのスピーカーの傍や人の出入りの多い扉の近くは避けるようにしましょう。
ただし、全く人目の届かない場所へ置くと、体調の変化などを見逃してしまいます。
ある程度見守ることが出来る場所を選んでください。
直射日光が当たる場所や、隙間風が強い場所も避けるようにしましょう。
特に冬場は隙間風で体を冷やしてしまい、体調を崩すことがあります。
ですが、風通しが悪く湿気が篭る環境(洗面所や風呂場)もハリネズミにとってよくありません。
全く日が当たらないことも体にはよくありませんので、ある程度日の光を感じられる場所を選びましょう。
ベランダなどの室外へ置くのもNGです。
ベランダは直射日光が当たるばかりか、コンクリートの場合は下からの反射熱でかなり暑くなります。
カラスや野良猫に狙われることもありますので絶対に置かないで下さい。
夏の対策
ハリネズミは気温が30度以上になると夏眠といい、冬眠と同じように仮死状態になってしまいます。
夏場はエアコンなどで温度の調節を行いましょう。またフードが腐りやすくなりますので、こまめに交換するようにしましょう。
冬の対策
ハリネズミは寒さに弱い生き物です。特に18度以下になると冬眠しやすくなり、12度を下回ると完全に冬眠してしまいます。
冬場は暖房をつけることは勿論、ケージ内の温度が下がらないようにペット用のヒーターや保温電球を設置しましょう。
ケージを大きめの毛布や布で覆うのも方法です。その場合は湿度が上がりすぎないよう注意しましょう。
飼育環境は25度〜27度、湿度40〜70%が理想です。
〔なぜ冬眠(夏眠)させてはいけないのか?〕
冬眠(夏眠)してしまうと当然のことながら、眠っている間は食事を摂らなくなります。野生の生き物のように冬眠に備えてご飯を蓄えることをしないので、そのまま放っておけばいずれ痩せ衰えて命を落とすことに繋がります。また、運よく冬眠(夏眠)から目覚めたとしても、内臓に疾患を持ってしまうことが多く、やはり長くは生きられないようになります。このことから、飼育下では冬眠(夏眠)をさせないように注意が必要です。
万が一、ハリネズミが突然食事を摂らなくなったり(食事量が減ったり)、動きが鈍くなってきた場合は冬眠(夏眠)に入る恐れがありますので、必ず飼育環境を見直し、出来るだけハリネズミを暖めて(夏の場合はケージ内を涼しくして)あげましょう。
※一部の文献にはヨツユビハリネズミは冬眠しないと明記があるようですが、ペット用のハリネズミは混血種も多く、実際には冬眠してしまう事例が多いため、冬眠するという認識をしておくことが大切です。冬眠は体力を消耗し、冬眠に失敗すると死んでしまうこともあります。温度管理はとっても重要です。
作成: SBSコーポレーション