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ハリネズミ飼育情報
ハリネズミの飼育情報 目次

最初に…
ハリネズミを飼う前に

飼うために必要なもの
飼育用品の紹介と使い方

飼育環境
ケージの配置 夏・冬対策

ハリネズミの食事
食事総論 エサの与え方

日常の管理とケア
お手入れ しつけ 入浴

ハリネズミとの接し方
迎え入れたとき 抱き上げ方

ハリネズミのしぐさと相性
鳴き声 不思議な行動 相性

ハリネズミの繁殖
ハリネズミの出産 人口飼育

ハリネズミの食事

食事総論

 ハリネズミは他の動物に比べ代謝能力が高く、また消化管も短いため、高カロリーの食事が必要になります。本来は、虫や軟体動物を食べる動物です。モグラの仲間であり、ネズミの仲間ではありません。ですからハムスターフード等の間違った食事を与えてしまいますと栄養障害を起こしてしまいます。ハリネズミにあった食事を配慮してあげることで健康な生活を送ることができます。

 また、ハリネズミは大きく分け、アフリカハリネズミ(ピグミーヘッジホッグ)・ヨーロッパハリネズミ(ナミハリネズミ)に分けられます。アフリカハリネズミの食性は、昆虫色が中心に対し、ヨーロッパハリネズミは昆虫やキノコ、木の皮、小型両生類、鳥の卵など色々な物を食べます。飼育下に置いても、ヨーロッパハリネズミの方が、アフリカハリネズミに比べ、果物や野菜類を好んで食べる傾向があります。逆にアフリカハリネズミに野菜類を与えると体調を崩す原因になる場合がありますので注意が必要です。

 ヨツユビハリネズミは本来、昆虫、ミミズ、トカゲ、ヘビ、カエルなどを主食とします。
しかし、ペットとして飼育しているうちは、このようなエサを与えることは困難といえます。他の動物用のフードで代用しても栄養分は完全に補うことは出来ません。弊社ではハリネズミ専用フードでの飼育を推奨いたします。

飼育下で与えると良いもの

 ハリネズミ専用フード、新鮮な水を与えることが、健康なハリネズミを育てます。

・ハリネズミ専用フード
 専用フードは欧米でハリネズミ・ファンに人気のフードです。ドライタイプで扱いやすく、虫などを与えることの苦手な方にもきちんとした栄養を補給できます。また、良質な動物性タンパク質が豊富で、カルシウムが強化されています。アフリカハリネズミには、このような高タンパク、低繊維質のフードを選んであげましょう。ドライフルーツやナッツ類が入っているフードはお勧めできません。

  Briskyハリネズミフード(Basic)

1歳以上の大人用フード。
メーカー/Brisky

成分/タンパク質28%
脂肪5% 繊維8%
  PrettyPets社ハリネズミフード

全年齢対応の総合栄養フード。
メーカー/PrettyPet

成分/タンパク質32%
脂肪5% 繊維6%

※与える際のワンポイント
 ハリネズミは偏食しやすくフードの内容を変えると食べなくなることが多いです。
特に専用フードは海外で作られている為、急に日本で手に入らなくなったり、風味が変わることがあります。その場合、他のフードで代用しようとしてもまったく見向きもしないことがありますので、普段から数種類のフードを混ぜて慣らすことが必要です。香りの強いフェレットフードやキャットフードを混ぜるのも食欲増進に役立ちます。ただし、糖分を含んだフード(一部のドッグフード等)で代用し虫歯になるケースがあります。代用フードを探す場合は余計な成分が含まれていないか確認する必要があります。

・副食
 動物性タンパク質を多く必要とするハリネズミは、専用フードを与えていても栄養が不足になりがちです。本来、主食としている虫類をおやつ程度に与えることは、食欲を増進させるとともに繊維質やビタミン補給に役立ちます。入手しやすいものは、コオロギ、ピンクマウス、ミルワームなどです。ゆで卵の黄身、バナナ、生鶏肉などもおやつとして与えることができます。また、ヤギミルクは良質な蛋白・カルシウムが配合され、栄養補給に非常に有用です。

 これらのものはあくまで栄養補助です。好物だからと言って与え過ぎますと、主食である専用フードを食べなくなることがありますので注意して下さい。

天然素材シリーズ
ミルワーム(生タイプ)

完全殺菌により清潔で
病原菌汚染の心配もありません。

35g入り。
ゴートミルク

人工授乳や栄養補給にお勧めな粉ミルク。
アレルギーを起こしにくく安全です。

メーカー/ペットボタニック社
成分/タンパク質33%以上

※ただし味の好みには個体差があります。

【自然の昆虫を与えることについて】
 山村地域や農業地域に生育する虫は寄生虫の可能性は低いですが、公園や道路の脇など他の動物の散歩コースに生息している虫は寄生虫の可能性が高いと思われます。それは他の動物の糞便が土に混じり、昆虫類の栄養になる可能性が高いからです。また、農薬や除草剤の影響を受けた虫もいるので安全といいきれなくなっています。市販の虫は減菌餌と減菌床敷で育成されており、お店での管理が悪くなければ安全性の高い餌といえます。ただし野生の餌と比べるとリンなどの栄養化合物が低くなるので、基本食フードをきちんと選ぶか補助食で補う必要があるでしょう。

・サプリメント
 ベビー時期、妊婦、授乳期中はカルシウムが不足しがちになります。カルシウム剤を食事に混合したり、カルシウムブロックをケージ内に入れるのも良いでしょう。また、どうしてもハリネズミ専用フードが手に入らない場合、フェレットフードやキャットフードにカルシウム剤を加えることで代用フードとしてお使い頂けます。

※フェレットフードやキャットフードは尿石予防の為にカルシウムがカットされています。そのまま与え続けるとハリネズミがカルシウム不足に陥り、骨折などの怪我をしやすくなります。もしフェレットフードやキャットフードを代用して使う場合は、必ずカルシウム剤を混合するか、コオロギを与えてカルシウムを補うようにしましょう。

カルシウムパウダー

ビタミンD3を混合。
リンは含まれていませんので
カルシウムの吸収がいいです。

粉末30g容器入り
INSECTIVORE DIETフード

食虫目動物の専用フード
粗タンパクが28%なので栄養たっぷり。

メーカー/PMI NUTRITION INTERNATIONAL Inc
主原料/家禽類、玄米、ビートパルプ、
小麦、大豆、トウモロコシ、卵など

・水
 水は毎日、新鮮なものをあげてください。できれば浄水器か煮沸後の冷却水を与えるのが理想です。カルシウムの強化された「ハリネズミの水」を与えるのも良いでしょう。

エサの与え方

 子供や老齢のハリネズミには専用フードをお湯でふやかしてあたえてください。大人になったハリネズミにはそのまま与えてもかまいませんが、固いフードで口にキズができ、口内炎をおこすことがありますので、できればふやかすことをおすすめします。ふやかしたフードは痛みやすいので食べ残したら処分します。夜行性の為、夕方に1回、30〜60g程度与えるのが基本です。ただし個体差がありますので、回数・量はハリネズミの状態により、かえてあげましょう。(子供のハリネズミや妊娠中のハリネズミには量を増やして与えます。)
ふやかしフードで歯石が心配な時は、ふやかしたフードの上に少量の硬いフードを置かれることにより、歯石予防になります。

 エサ入れはちょうどいい大きさを選んでください。敷き材がはいらないように気をつけてください。エサと一緒にに敷き材を食べて内臓に負担がかかる場合があります。

 当店では、生後1歳までは、Pritypetハリネズミフード(総合年齢用)とBriskyハリネズミフード(若齢用)を混ぜて与えます。通常期は、Pritypetハリネズミフード(総合年齢用)とBriskyハリネズミフード(アダルト&高齢用)を混ぜて与えます。5歳を超えたらBriskyハリネズミフード(アダルト&高齢用)を与えます。いずれもふやかして与えています。2種類を混ぜるので年齢別の栄養管理をするためと偏食防止のためです。食欲がないときは、マーシャルフェレットフード(エサの臭いが強い)を少し混ぜて与えます。

 ハリネズミフードがないような緊急時には、市販のフェレットフード(高たんぱく質)にカルシウム剤を混ぜて与えることで代用ができます。

※与え方のワンポイント
 ハリネズミは嗅覚が非常に発達しているため、新しいフードになかなか移行しにくい動物です。このような場合、何種類かのフードをミルサーにかけて、粉末状態にしてみます。粉末状態のフードは非常にふやかしやすく、栄養剤や薬等も簡単に混ぜられます。


自分で餌を食べない場合は、スプーンまたはシリンジ(針なし注射器)で強制給餌します。
強制給餌風景の動画(mpegファイル279kb)

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作成: SBSコーポレーション