うんちの異変
急にトイレを使わなくなった。いつもよりもかなり頻繁におもらしをする。排泄時に苦痛がみられる。便の色あるいは質がおかしい。何らかの病気の可能性があります。また環境や食事の変化によるストレスも考えられます。
よくあることは胃腸にあわない物をおなかに入れてしまうことです。このためやわらかいうんちや変色したうんちが出ます。フェレットが元気であるならば2〜3日以内に治りますがそれ以上続くようであれば、獣医さんに連れていってください。
暗いタール色の糞には注意してください。胃腸管の出血を意味しています。もしこのような糞を見たら、獣医さんに見てもらってください。急死する場合もあります。タール状の便にはアリューシャン病も考えられますが、アメリカの粗悪環境の小規模繁殖場でしか発生していませんので、日本での発生はまだ考えられません。日本でも小規模繁殖場が増えてきたり、輸入が増えればこのアリューシャン病の危険性は高まってくるかもしれません。購入直後や他のフェレットとの接触後にタール色の便が出た場合には特に注意が必要です。アリューシャン病と同じ症状を示す病気に伝染性の急性リンパ腫(ウイルス感染の可能性が高い)があります。リンパ節の腫れが伴ったり、白血球とリンパ球数が異常数値を示したりします。どちらも専門的な治療が必要です。他に胃潰瘍(ストレス、胃酸過多、潰瘍発生物質の摂取)の場合もタール状の便になることがあります。胃潰瘍は適切な治療で3-4週間で回復します。
緑色のうんち(やや下痢っぽい)は風邪をひいたときや消化不良時、極度のストレス時によく見られます。軽い風邪ですと2,3日で回復してうんちももとの色にもどります。それ以上続くようだと別の原因も考えられますので、獣医さんにみてもらってください。
緑色のうんちでは、細菌性腸炎の可能性もあります。長い間快適な家庭で暮らしていると自然界の雑菌にたいしての抵抗力が弱くなってくることがあります。新しいベビーフェレットを受け入れたり、他の動物との接触によって、腸炎をおこすことがまれにあります。抗生剤等の処置で回復しますので、獣医さんにみてもらってください。
明るい緑色のうんち(水下痢)には気をつけてください。グリーンウイルス感染(伝染性カタル性腸炎)が考えられます。この感染には体重減少が伴います。フェレットからフェレットへ伝染します。早めの治療が必要です。日本でも発症が増えています。
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