抜け毛


 フェレットの毛は年に2回、春と秋に抜け替わります。これらの時期はフェレットの飼われている室内の照明状態でいくらか変化します。毛は新しいのが生えてくるまで、ちょっとまばらな感じになります。尻尾の毛だけが完全に抜けてしまう体質のフェレットもいます。抜け毛の時期には体重の減少もよく伴います。季節的な抜け毛は気にしなくてもかまいませんが、抜け毛を舐めて腸内に毛玉が溜まると腸閉塞を起こすことがあります。予防には腸内毛玉除去剤をなめさせます。
 他には、抜け毛は次の要因が考えられます。栄養不良、重いダニ感染、皮脂分泌物の毛穴詰まり(入浴不足)、乾燥肌、などが可能性としてあげられます。しっぽが完全にはげてしまうのは毛の抜け替わりの周期かストレスによるかもしれませんし、去勢していないフェレットでは繁殖期によく見られます。犬や猫のフード(低蛋白)を長期与えたり、炭水化物の過剰摂取、ビタミン・ミネラル欠乏も抜け毛の症状を起こします。食事も見直してみてください。
 不妊手術のしていないメスのエストロジェン中毒に伴う脱毛、去勢手術のしていないオスの陰嚢の脱毛もあります。
 理由のわからない抜け毛は副腎領域の病気の症状である可能性もあります。理由の分からない抜け毛はどんなものでもすぐに検査してもらわなければいけません。もし、抜け毛がしっぽから始まり、だんだんと侵攻して、最後には頭と四肢の毛を残すのみになるなら、副腎腫瘍の疑いがあります。すぐに獣医さんの所にいってください。腫瘍ができている場合はその副腎を切除しなければなりません。早期手術で完治の可能性があります。

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