ハリネズミは


ハリネズミとは
 ハリネズミはまだ日本では広く飼育されていませんが、アメリカやヨーロッパでは古くから愛玩動物として親しまれています。ネズミの仲間ではなく、モグラの仲間です。かわいらしい顔立ちのハリネズミは決して攻撃的ではなく、脅かさずに優しく接すれば、とても良くなれてくれます。間違いのない飼育をしていれば針をたてることもなく、素手で抱き上げることもできます。
 ハリネズミは食虫目ハリネズミ科に属しています。日本でペットとして飼われているのはこの中のアフリカハリネズミ属ヨツユビハリネズミとよばれるものです。業界ではアフリカピグミーハリネズミと呼んでいます。このヨツユビハリネズミは中央アフリカ西側のエチオピアのサバンナ地帯に生息し、地面に掘った巣穴に暮らしています。
 日本で流通しているハリネズミには、ピグミーハリネズミの他に大陸ハリネズミ(アジア産)があります。ピグミーに比べ、野性的で巨体に育つ性質がありペット用というよりも鑑賞用として輸入されています。価格は安いのですが、人にはなかなか慣れません。

ハリネズミの特徴
 約5000本の針を背中にもち、体を丸めることによって外敵から身を守る動物です。体型はネズミに似ています。体長は14〜21cm。しっぽの長さは2cm。体重は500〜700g 正しく飼育すれば寿命は6〜10年といわれています。

性別の見分け方
 オスはお腹の中央にペニスがあります。メスは肛門と並んで陰部があります。突起物はそっくりなので肛門との距離で性別を判断します。

ハリネズミの種類
一般的なカラーはスタンダードと呼ばれます(ソルト&ペッパーと呼ばれることもあります)。他にアルビノ種(白い個体で赤い目、下記写真)があります。他にもシナモン種(ベージュ色)やホワイト種(白い個体で黒い目)、シルバーチャコール種(針の根元が灰色、先が白)、プラチナ種(顔にマスクがあり、耳・手足が黒い)などさまざまなカラーバリエーションがあります。グレー、ダークグレー、チョコレート、ブラウン、スノーフレーク等海外ではもっと分類は細かいです。

初めて飼う
 ハリネズミを飼う前に、正しい基本知識を身につけてください。また、なにも知らずに(または間違った知識で)ハリネズミをかわいらしさだけで、すでに購入してしまった方は、どうか正しい飼育方法で世話をしてあげてください。間違った飼育で寿命を全うできないハリネズミがたくさんいるからです。また、飼育を途中で放棄することは決してしないでください。家族の一員として共存する以上、人間がハリネズミの生活に合わせてあげることも大切です。飼うからにはその命をまっとうするまで幸せに生きれるようにしてあげるのが飼い主としての責任です。

  1. ハリネズミは6−10年生きます。そのながい期間、世話をしてあげなくてはなりません。
  2. ハリネズミは温度湿度に敏感です。適温を保てるようする必要があります。電気代もかかります。
  3. ハリネズミの特性を理解していますか?(食虫、夜行性)
  4. スキンシップはストレスになることもあるので、一緒にそれほど遊べません。

 ペットと過ごす有意義な生活、そしてペットの幸せのための飼育の責任、これらの両方がなりたてば、立派な飼い主になれるでしょう。

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