発情期
 11-4月あたりの時期に、オスは落ち着きがなくなり、ジャコウ系の体臭を出すことがあります。また、この期間は凶暴性がでてくることもあります(メスも出る場合があります)。飼い主にさえ、縄張りに進入する外敵とみなして噛んだりします。この時期は革手袋をして接する必要があります。この時期が過ぎれば、またもとどおりになるので心配はいりません。ただし事故を防ぐために、丈夫なケージで飼育し、外来者や人間の子供が近づかないように配慮すべきです。非常にデリケートな時期ですのでなるべくそっとしておいてあげてください。
 これらの生理的行動は去勢手術をすることでも抑えられます。これらの行動が理由でプレーリードッグを捨てるようなことをするくらいなら、去勢手術を検討ください。去勢手術と女性ホルモン注射の併用でこの発情期の心配はなくなります。これが心配ならはじめから飼わないか手術済みのプレーリードッグを飼うべきです。

 オスの発情の兆候は、精巣が大きくなり、陰嚢が発達します。メスは、陰部の充血がみられます。発情の時期や期間は個体差があります。1週間で終わる場合もあれば数ヶ月にわたる場合もあります。発情期間中はずっと気が荒くなるということでもなく、おとなしかったり、急に怒り出したりしますので注意しないと噛まれます。日照時間やホルモン分泌に大きく影響されます。オスは人がケージに近づくだけで威嚇することもあります。

 発情中の世話は多少苦労します。ケージを掃除するときは、底網一体型(レクタングル3200等)のケージを使用するか、寝袋にはいっているときに移動させ、その間に掃除をさせると楽です。誰もいないとおとなしくても、人が近づくと、外敵や侵入者が来たと誤解して、歯をカチカチ慣らしたり、尻尾を立てたりして威嚇します。

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