投稿215:オダントマ

最初気がついた症状は:

食べ物を食べている時に、口の動かし方がいつもと違って、食べにくそうな動かし方をしていました。

症状についてコメントがあれば:

口を開けて見たら、以前は前歯の上下がほぼ同じ長さでしたが、上が短く下が長い状態になっていました。しばらくは何事も無く、下の歯が1週間ほどで食べにくくなる長さになるので、カットしてもらいに病院へ通っていました。

3ヶ月位したら、鼻が詰まりだし2〜3日後には、口呼吸になってしまいました。

どんな検査をしましたか:

最初の時は、X線撮影

3ヶ月後の時は、CT撮影

診断結果は:

オダントマでした。
上の歯の歯を作る組織が死んでいる為、歯が伸びてこないので健康な下の歯が伸びて上の歯をどんどん削っていって短くなった。そうです。

治療方法は:

うちの場合はCT画像で摘出しやすい状態だったので、上の歯2本と、歯牙腫2個の摘出手術をしてもらいました。

その後の経緯は:

手術は成功し、2週間後に退院しました。歯を摘出した所に穴が開いていて、鼻腔とつながっている状態で、そこに食べ物が挟まったりすると呼吸がしずらくなるので、赤ちゃん用の鼻水取りで吸い取ってやっています。誤嚥肺炎には注意が必要だそうです。術後2ヶ月経ちましたが、以前より食欲がすごく、よく食べます。

他の飼い主さんにアドバイスがあれば:

普段からよく観察し、いつもと違えば病院へ連れて行く事だと思います。手術も摘出か、穴開けの選択になるのですが、摘出だと歯牙腫という怖い物がいなくなるので、安心して生活が出来るかなと思います。


BACK