呼吸器疾患
普通のプレーリードッグはめったにおきない症状ですが、捕獲された野生のプレーリードッグ・ベビーによく見られます。捕獲時に薬煙による巣穴からのあぶり出しが原因です。鼻炎、気管支炎、肺炎に進行する場合もあります。大人に成熟すれば正常に近くなることも多いですが、定期的に健康診断をする必要があります。呼吸器系障害のあるプレーリードッグに砂浴びは控えた方がいいでしょう。細菌やダニによる先天性の肺炎も見られますがこれも野生のものに多いです。
くしゃみの原因の多くはアレルギー反応によるものです。敷き材にチップ材を使ったりしたときによく起こします。敷き草の細かいほこりで起こすこともあります。他には家庭内のほこりや煙草の煙、強い臭い、花粉、家ダニなどにも反応したりします。環境がかわった場合にもくしゃみを連発することがあります。しばらくすれば慣れておさまったり、敷き材を変えたり環境を見直すことでもとどおりになります。なかなかおさまらないときは動物病院で原因を調べてもらいましょう。鼻汁が出る場合は風邪や鼻腔疾患、歯疾患の疑いもありますので注意が必要です。
しゃっくりのような音は敷き材の粉を吸い込んだときやアレルギーを起こしているとか風邪、鼻腔が炎症を起こしていて鼻が詰まり気味になっていることなどが考えられます。寝言や一時的、エサを食べた直後であれば心配いりませんが、慢性的にしゃっくりしているようでしたら、環境を見直して、呼吸器系を診断してもらってください。プレーリードッグは鼻呼吸がしづらくなっても口で上手に呼吸ができません。膀胱炎が原因でしゃっくりが出る症例もあります。
パスツレラ細菌の感染による肺炎には注意しましょう。どんな動物でも健康体のプレーリードッグでももっている常在菌ですが、過度のストレスや体力・免疫力の極度の低下により、細菌性肺炎をおこすことがあります。健康体であれば発病しませんので、栄養不良、体温低下、不衛生な飼育にならないよう管理してあげてください。
風邪
風邪のウイルスや細菌による呼吸器への感染。飼い主の風邪がプレーリードッグにうつることもあります。通常は、1週間程度で治りますが、悪化すれば肺炎に進行することも。状況によっては動物病院へ。飼い主自身の健康管理も大切です。温度変化の少ない場所にケージを置き、飼い主は接する前に手を洗いましょう。

治療を受けるときはタオルで巻いて保体します