デグーとは・・・
デグーはテンジクネズミの仲間です。ハムスターに似ていますが独自の飼育方法があります。またとてもよく慣れるため、欧米ではペットとしての歴史もあります。
野生のデグーは南米(チリ)の標高1200mくらいの高地に生息しています。生まれたときは14gですが成長すると170-300g程度になります。体長は12-20cm(尻尾は別途12cm)。茶褐色の毛色が特徴です。夜行性。オスとメスの区別は肛門と生殖器の距離で判断します(ハムスターと同じ)。
デグーを飼うのは、オスとメスの1ペアまたはメス2匹で飼育することをおすすめします。集団性を好むため1匹では寂しがります。逆にオス同士や多数で飼育するとケンカがおきてしまいます。

デグーの動画で紹介@
デグーの動画で紹介A
【性別比較】
デグーの飼育に必要なもの
・ケージ
・寝床
・餌入れ・ウォーターボトル
・おもちゃなど

保温性のいい水槽ケージ。ケージの底にひくものは、アスペン材のようなアレルギーの少ない敷き材がおすすめ。巣箱と回し車、トンネルタイプのおもちゃ。砂浴びスペース。成長したら高さのあるケージにとまり木などをいれてあげるのもいいでしょう。
食事
デグーはハムスターに近い食性ですが、種子ばかり与えてはいけません。
当店では、デグー専用フード、干し草(チモシーとアルファルファ)、シード&ミックス(穀類を含む低脂肪タイプ)。
野菜はにんじん、青菜、キャベツ、レタス、トマト。果物はリンゴを少量与えています。
おやつはげっ歯類ブロックや粟の穂、アリメペット乳酸菌がおすすめです。
ビタミンCが強化してある専用フードを与えれば、とくに必要ありませんが、そうでない場合はビタミンの補給のために、オレンジ、桃、アプリコット、梨などを少量与えるといいでしょう。デグーは人間と同じで体内でビタミンCが合成できません。
デグーは糖の代謝能力が他の動物に比べて低いため、肥満や糖尿病になりやすいです。ですから糖の多い食べ物や人間の食べ物は控えてください。






おもちゃなど
運動不足解消にトンネルタイプのおもちゃや回し車がいいでしょう。前歯の伸びすぎを防ぐのとストレスを解消させるために、かじり木などいれてあげるといいでしょう。



与えても良い種子類
ヒエ、アワ、キビ、カナリーシード、アサノミ、大豆、落花生、えん麦、大麦、小麦、ふすまなど。これらは副食やおやつとして与えましょう、落花生の殻などにカビが発生した時は絶対に与えないでください。中毒を起こす可能性のあるアフラトキシンが発生するこどがあります。
与えても良い野菜や果物や野草類
にんじん、ブロッコリー、パセリ、白菜、キャベツ、カボチャ、ちんげん菜、かぶら菜、カリフラワー、りんご、メロン、イチゴ、バナナ、パイナップル等(ただし果物は糖分の含有率が高いので与える量は少な目に)タンポポの葉、オオバコ、ナズナ、ハコベ、クローバー等(野外で野草を採る時は農薬や殺虫剤のかかってないものを採りましょう)
与えてはいけない物は、ネギ類、ニンニク、アボガド、ほうれん草、甘い果物、甘い物。
日常の管理
デグーにとって砂浴びはとても重要です。皮脂を落とすのと同時に、体につく微生物をとります。また同じ砂を浴びることで仲間をその匂いで見分けます。砂はチンチラダストのような細かいものがおすすめ。1日に10分は砂浴びをさせてください。
デグーを手に持つ場合は、両手で包むように持ちます。もてないようでしたら、空き瓶などに追い込んで容器を使って移動します。決して首やしっぽをつまんでもってはいけません。

ケージの置き場所と温度管理
快適な温度は20℃。低湿度で40%が理想。高温と高湿度にならないように気をつけてあげてください。窓側の直射日光が当たらないところにケージをおきましょう。寒いときはパネルヒーターを配置します。プラスティック製のケージは囓って穴をあけてしまうことがあるので気をつけます。上下運動が好きなので高さのあるケージで棚やとまり木を置いたり回し車を設置するといいでしょう。電気コードを囓らないように注意をしてあげてください。
コミュニケーション
しぐさの意味
毛をさか立てる:他の動物に出会ったときなどによく見られます。恐怖を意味します。また相手を威嚇する目的をおこないます。
しっぽを振る:好奇心、警戒心のあらわれ、雄のアプローチを雌が受け入れる服従の意味もあります。
おしりを見せる:敵に出くわす場面や雌が雄に出くわす場面によく見られます。防御、服従、性的行動。攻撃をかわす、交尾を許す意味です。
飛び跳ねる(体をよじる):遊んでいるときによく見られます。タカやフクロウなどの補食動物から逃げるための訓練行動と言われています。
デグーはもともとひとなつっこくて飼い主にとてもよく慣れる動物です。最初は怯えて逃げるかもしれませんが、飼い始めの1週間はなるべくそっとしてあげてください。その後、エサやおやつを手渡ししてあげてください。だんだん警戒心がなくなって、手に乗ったり肩にのったりしはじめます。呼べば来るようにもなります。あせらないで少しづつコミュニケーションをとるようにしましょう。決して怖がらせたりしてはいけません。また尻尾をもってはいけません。

繁殖について・・・
出産時期は4〜6月(南米の野生化では11〜4月)が一般的です。発情期は不定期。妊娠から出産まで90日。1度に4〜6匹を出産。年に1〜2回出産。生まれたベビーは14g。離乳は5〜6週。性成熟6〜20ヶ月。


デグーは仲間で集まるのも大好き!
デグーについてはまだ情報が少ないので、これからこのページをどんどん改定していきます。
また、皆様の飼育体験談や医療体験談、いい情報がありましたらぜひ投稿ください。
どうぞよろしくお願いします。