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うさぎ飼育情報

ウサギの飼育情報 目次

はじめに・・・

ウサギの飼育方法

食事について

飼育環境

ウサギとの接し方

ウサギの繁殖

四季の過ごし方

ウサギの病気

ウサギの医療体験

ウサギのマッサージ



ウサギの繁殖

繁殖の前に

ウサギの繁殖には、責任を持つことが大切です。生まれたウサギの未来を考え、繁殖の前に自分で飼えるのかもし、飼えないのであれば里親を探しておくという準備が必要です。子ウサギがかわいいからと繁殖を安易に考えてはいけません。その点を良く考えて計画的に繁殖をおこなってください。ウサギは一年を通していつでも繁殖は可能ですが、繁殖に適した時期は、やはり過ごしやすい春と秋です。ウサギは個体差にもよりますが、生後4〜5ヶ月で発情を迎え、交配が可能になりますが、メスにとってはまだ成長期で体もしっかり出来ていないので、メスは生後8ヶ月以上経ったウサギの方がいいでしょう。また、ウサギ同士の体格差があまりにもある場合は交尾がうまくいきません。オスの体が大きくメスの体が小さい場合にも胎児が大きくて難産になり易いです。ペアを選ぶ際は体格差のないウサギ同士を選びましょう。しかし、繁殖に適さないウサギもいます。例えば、高齢のウサギ、病気中や病気後のウサギ、血縁関係のウサギ出産後間もないウサギなどは避けましょう。ウサギは交配をおこなってから30日前後で出産を迎えます。出産の時期を良く考え、母ウサギや子ウサギにとって過ごし やすい季節を選んでください。

ウサギの交配

ウサギの交配は、まずお見合いから始まります。ケージを並べて置きお互いのニオイを確認させて様子をみます。慣れてきたらメスをオスのケージに入れるか、ウサギ同士をケージから出して交尾させます。その際に注意することはメスのケージにオスを入れてはいけません。メスがオスを攻撃したり、交尾がうまくいかない場合があります。メスがしっぽを上げてじっとしていれば大丈夫です。オスがメスの背中に乗る体勢をとり交尾を始めます。もし、うまくいかない場合は別の日を選ぶなどの配慮が必要です。どうしても相性が悪くうまくいかない時はペアの組み合わせを変えることをおすすめします。オスは射精後、甲高い声をあげますが心配いりません。交尾後はお互いを別々のケージに戻します。確実に妊娠させる為にも、二、三回繰り返した方がいいでしょう。

ウサギの妊娠と出産

ウサギの妊娠期間は30日前後です。妊娠中のこの時期に巣箱の用意をしてください。巣箱を選ぶ際は大きすぎず小さすぎず、ウサギが横になってちょうどいい物を選びましょう。妊娠中のウサギには栄養価の高いエサと新鮮な水を与え、健康面にも注意してください。出産日が近づくと巣箱に自分で干し草を運び、お腹の毛を抜いて巣を作り始め、そういう行動がみられれば出産も間近です。

ウサギの子育て

ウサギの赤ちゃんは、一度にだいたい2羽から8羽くらい生まれます。(品種によって異なります)出産後は、子育てをすべて母ウサギに任せ、飼い主さんは母ウサギが安心して子育てできるように環境や食事の管理に気を配ってください。出産後のウサギは神経質になる為、ケージ内は暗くして静かな所で子育てできるようにしてあげ、エサと水は無くならないように気を付けないと育児放棄につながります。更に気を付けないといけないことは、絶対に子ウサギには触れないことです。子ウサギに触ってしまうと違うニオイがするので母ウサギが子ウサギの世話をしなくなります。もし、子ウサギに触ってしまった場合は母ウサギのフンを子ウサギの体にこすりつけてニオイを消してください。しかたなく子ウサギに触らなければならない場合は、軍手などを使い直接手で触れないようにしなければなりません。子ウサギは、生後約一週間で産毛が生え揃い耳の穴が開き、体の模様もはっきりしてきます。10日もすれば目も開き、生後二週間位で活発に動き始めます。生後約三週間でエサを食べ始めますが、主食はまだ母乳です。この頃から、巣箱からも出て来るようになります。生後約六週間で離乳がで きます。生後二ヶ月位で母ウサギから離すことが出来ますが、それ以前に母ウサギから引き離すと栄養面や抗体面で健康なウサギに育ちませんので必ず生後二ヶ月以降に離すようにしてください。以上のように子育ては母ウサギにすべて任せるようにしましょう。