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フクロモモンガ飼育情報

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フクロモモンガの紹介
(学名Petaurus gracilis)


目属性 有袋目 フクロモモンガ科 フクロモモンガ属
生息地 オーストラリア大陸(内陸部にはいない)、ニューギニア諸島の島々
体長 鼻の先から尻尾の先までで約27.5cm(体長の半分は尻尾の長さ)
体重 120〜180g
オス:平均140g メス:平均115g
寿命 5〜7年(飼育下での最長記録15年)
飼育環境 亜熱帯の生き物の為、寒さには弱い動物です。
1年を通して18度〜28度を保つことが理想です。
決して夏は30度以上、冬は15度以下にならないように温度管理をしっかりしましょう。
食事 野生下:花の蜜、樹液、果実、昆虫など

飼育下:フクロモモンガ専用フード、果物(パイン・パパイヤなどの南国フルーツ)、種子類、動物性たんぱく質(ミルワーム・コオロギ・煮干・小動物用チーズなど)、昆虫ゼリーなど
発情 毎日朝の4時半頃に子犬のような声で鳴きます。
体を硬直させて尻尾を高くあげ蛇のように尻尾をクネクネさせます。
いろいろなものに自分の鼻や自分の頭を激しくこすりつけ、陶酔するしぐさになります
人間の足の裏など強い臭いに反応することがあり、舐めてきたりします。
繁殖 オスは生後12〜14ヶ月、メスは生後8〜12ヶ月で性成熟を迎えます。

発情は季節繁殖29日間周期で起こります。
妊娠期間は15〜17日間、一度に1〜2匹(通常2匹)の子供を産みます。
産まれてから60〜70日間は外に出ず、母親の袋の中で成長します。
特徴 フクロモモンガは樹上性の小型有袋類です。
フクロモモンガは名前に「モモンガ」とついていますが、げっ歯類である大陸モモンガの仲間ではなく、カンガルーなどの仲間です。カンガルーと同じようにメスのお腹には子供を飼育する袋があります。

フクロモモンガには前足と後ろ足を繋ぐように伸縮性のあるひだ(飛膜)があります。
このひだを使ってムササビのように樹から樹へと飛び移ります。
飛行距離には450cm飛行したという記録があります。

(飛び移る間や飛行中に虫を捕まえる時などに尻尾は舵として使います。生後3ヶ月頃からこのひだを使いはじめます。)


フクロモモンガは生後半年近くなると臭いが強くなります。
オスは頭に臭腺があり、これをメスの胸に擦りつけます。メスは胸と肛門に臭腺があります。オスもメスも臭腺からの分泌物で縄張りに臭いをつけます。さらにメスはおしっこでも縄張りに臭いをつけます。さらに発情期のメスはオスに準備がととのったことを知らせるために臭いつけ行動を増やします。

フクロモモンガにとって“におい”は非常に重要です。臆病な性格のため無理にスキンシップをとるよりも、人慣れさせる為、飼い主側のにおいを覚えさせるのもひとつの手段となります。

ベビーからの飼育は、ミルクを与える際などに、飼い主のにおいがついた小さめのポーチや巾着などに入れて、徐々にスキンシップをとるなどすると、慣れるのも早くなります。


絆を大切にする本能があります。ただ飼育するのでなく、飼い主とモモンガの絆を築くという気持ちをもたないといけません。飼い主を親のように慕います。コミュニケーションの維持が大切です。

珍しいカラーとしましてホワイトフクロモモンガ(リューシスティックフクロモモンガ)がいます。



(左からホワイト、モザイク、プラチナ)

手乗りベビー動画(パソコンmpegファイル) 手乗りベビー動画(スマホmp4ファイル)

複数飼育動画(パソコンmpegファイル 複数飼育動画(スマホmp4ファイル)

フクロモモンガの威嚇の声(wavファイル)

威嚇の鳴き声をする動画(フェイスブック映像)

ベビーの動画・威嚇の声つき(Youtube映像)

元気なアダルトのフクロモモンガ動画(Youtube映像)



鳴き声について

夜中にワンワン・・・これは良く、発情期における求愛や、異性を呼ぶ時等に出すみたいです。

シューシュー・・・これは甘え鳴きで、特に子供や赤ちゃんが、母親を呼ぶ時に発します。馴れているモモンガですと、飼い主さんに対して出す場合があります。同じシューシューでも怒って聞こえるときはストレスの声になります。

ギュルギュル・・・威嚇

ググ・・・何! ちょっとイヤだなぁ

参考)威嚇はぜんまいが巻かれた見たいな、鳴き声になります。(良くジージージージーと表現されます。)驚いた時はジジッやジッと鳴くみたいですので、大体はあてはまっているかと思います。

ククク プクプクプク キュキュ・・・うれしい

プクプクプク・・・甘えているとき

参考)これらの鳴き声は、なかなか聞き分けが難しいのですが、行動的に嫌がっている様子が無ければ、悪い気分ではないと思いますね。

ほかの鳴き声に関しては、複合タイプがある様です。音声のコミュニケーションより、臭のコミュニケーションを好みます。また鳴き声はオス同士の縄張り争いや親子間に良く使われますので、嗅覚を利用したコミュニケーションをとっても良いかもしれませんね。


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