用意するもの
設備について
・高さのあるケージ
大きさは大きいほど良く、市販されている鳥かごを2つ(縦に)つないだものや
手作りしてもいいと思います。 ハムスター用などの高さのないケージは向きません。
・巣
小動物用に市販されている巣や鳥用の巣箱が使えます。かごに吊るすポーチ(袋)は市販されている巣よりフクロモモンガを出しやすく、また慣らすのにも有効です(日中などフクロモモンガが寝ている時にポーチを飼い主の首にさげておく事により、フクロモモンガに飼い主の臭いに慣れさせる事ができます)。
・木
鳥かごようの止まり木でもいいので、かごの中で飛び回れるように足場を作ります。できるならば自然の木(農薬のかかっていないもの)を入れてあげたいです。
・エサ入れと水飲みボトル
エサ入れは鳥かご用のえさ入れなどケージにとりつけられるものを使います。
・おもちゃ
鳥用に市販されているおもちゃや回し車で遊びます。フクロモモンガは夜行性ですので、眠りの浅い飼い主さんには
鈴付きのおもちゃはお勧めしません。
ケージを入手する前に、ケージの中に必要となる物を考えましょう。ケージの中にはエサ入れ、寝床、隠れられる場所、そして遊ぶ場所が必要です。エサ入れは、必要な量のエサが入れられる大きさのある物で、フクロモモンガが中に入って排泄したりしないように、入れない小さめの物が必要です。食べ残しのエサは毎日取り除き、虫がわいたりしてフクロモモンガを病気にしたりしないようにします。日中休むためにポーチや巣箱などの寝床が必要です。長時間日光にさらしてしまうとフクロモモンガを殺すことにもなりかねませんので、寝床は必ず必要です。寝床に巣箱を使ってケージの高い位置に設置するならば、その上にフクロモモンガが乗れる余裕があるようにして下さい。巣箱の屋根部分にしがみついて比翼ひだを切ってしまう事がありますので、そうならないように上に乗れるようにしてあげる必要があります。ポーチなど上部が入り口になっているものは、当然入れるように上に空間を設けます。寝床には農薬の使われていない木の葉や敷材として市販されているわらなどを敷きます。どのような物を使うにしても、それが自然の物で、フクロモモンガにとって害のない物である事を確かめて 使って下さい。フクロモモンガが運動できる広さもケージには必要です。また、子供が出てしまわないように、網の目目の細いケージがいいでしょう。大きさは幅50cm×高さ90cm×奥行き50cmくらいのサイズは最低でも欲しいです。ケージは隙間風やエアコンの風が直接当たらない場所に設置します。ケージの入り口にはちゃんと鍵をして、フクロモモンガが逃げ出したりしないようにします。フクロモモンガは入り口の開け方くらいすぐに覚えますし、鍵をしておけば人間の子供が勝手に取り出す事も防げます。
フクロモモンガは自然の樹に登ったり、齧ったりする必要があります。樹や枝をケージの中に入れておけば運動用具にもなりますし、爪が削れるので爪の伸びすぎも防げます。ケージに入れる樹や枝は農薬などの薬品が使われていない物で、毒性のあるアーモンド、アプリコット、胡桃、チェリー、桃の樹以外の物にして下さい。ペットショップで鳥用や小型動物用に市販されているおもちゃにもフクロモモンガが登ったり、押したりして遊べるものがあります。新しいおもちゃはケージの高い場所に設置するといいでしょう。布製品はほつれた糸を食べてしまい、喉につまらせてしまう可能性があるので、お勧めできません。
飼育環境
直射日光の当たらない場所でエアコンの風が直接当たらない場所にケージは置きます。フクロモモンガは樹上生活する動物ですので、床に置くよりはテーブルの上などに置き、巣が高い場所に来るようにした方がいいかと思います。室温は私たち人間が快適にすごせる温度に保ちます。18℃〜28℃くらいでしょうか。冬は寝袋の近くにパネルヒーターた保温電球で保温をしてあげましょう。落ちているエサや排泄物は毎日取り除き、週に1度は掃除しましょう。 飼育頭数についてフクロモモンガは社会性のある動物です。1匹だけで飼育される事は彼らにとってはけっこう寂しい事なのです。寂しくないように飼い主が相手をする時間(日に2〜3時間)を作って下さい。時間を作る事が難しい場合は2匹以上で飼われるといいかと思います。2匹で飼われる場合にはオス同士は避けるようにして下さい。仲の良い場合もあるのですが多くの場合、オス同士だと縄張り争いが始まります。メス同士か、(交配を考えている場合には)ペアにするといいでしょう。
参考資料:自作ケージアイデア
(工夫して快適なケージを作られた体験談。各動物のケージ集。モモンガケージもあります。)
●飼育体験談 「さん」ちゃん
| 飼育では、とにかくキレイにする事。 ゲージの中の工夫としては、 @メインのお布団(袋) Aおひるね布団(ももんがテント) Bおくつろぎソファ(のようなもの) 三箇所用意してあり、気分によって使い分けてるみたいです。 狭いももんがテントなどはお昼寝の寝顔も見れてマッサージなどもしてあげやすくて、コミュニケーションが取りやすいです。 ホッペや顎 (本当に気持ち良さそうな顔をします) お腹 腕 足の裏 のマッサージは大好きなようです。 背中 しっぽは、嫌がりますね。 あとゲージの中のメインの「木」は動くようにぶら下げてあります。 運動不足になりやすいので外で遊ばせない日でも揺れる木で遊んでいればバランス感覚も身につく?ような気がします。 餌やおやつを手であげる時、すんなり渡さず引っ張りっこしたりすると、ムキになって奪おうとします(人間の子供と一緒です) 一応 野生を忘れないようにと。。。工夫してるつもりです(^^: ちなみに「さんちゃん」は飛んでくれませんが、壁を這います。 |
●飼育体験談 02
| フクロモモンガを手にのせたり体を這わせたりした際服の上からでも皮膚に爪が刺さって痛い思いをしたり、爪が寝袋に引っ掛かったりして身動きがとれなくなっていたりすることがよくありました。また私自身皮膚が弱くモモンガに這われた後に皮膚が痒くなってました。 飼育している子はよくなれているのですが手や爪が小さく、また切った瞬間はさすがに嫌らしくピクッと動きます。そのため時間もかかるし切る側も相当神経を擦り減らしてしまいます。またモモンガとの信頼関係も崩れないかと心配です。 そこで考えたのが運動用に入れてある回し車に紙やすりを貼付ける方法です。 夜間はよく回し車を使うのでその時適度に削れるという戦法です。 紙やすりはホームセンターで防水性の目の細かいものを使用。指先で触ってもザラザラ痛くないものを選びました。 三日ぐらいたつと布への爪の引っ掛かりが無くなり皮膚への刺さりもかなり改善されました。この方法を試し初めてからは爪切りは一度も行わなくなりました。ただモモンガの手足の肉球の部分への影響も考慮して様子を見ながら使用していく必要はあると思います。(ちなみにわが家では今の所設置しっぱなしですが皮膚がただれたとか擦りむけた等の問題は生じてません。あくまでも固体差はあると思いますが。) 【参考画像】 |