チンチラ紹介
毛は絹のようにとても柔らかで、青灰色をしています。ずんぐりした体型です。
一部には神経質な性格のチンチラもいますが、多くのチンチラは甘えん坊で、人にもよく馴れ、抱っこもされます。
鳴き声も滅多に出しません。(鳴くときはグーグーと小さく鳴きます)
とてもきれい好きで、体臭や糞尿のにおいもほとんどない動物です。人にもよく馴れるのでペットとしての人気も高いです。
現在ワシントン条約で野生のチンチラの輸出入が禁止されています。
そのため、ペット用のチンチラは野生ではなくブリーダー(繁殖会社)によって繁殖されたものです。
ペット飼育は禁止されていませんので安心して飼うことができます。
目属性 | げっ歯目チンチラ科チンチラ属 | |
生息地 | 南アメリカ原産。アンデス山脈の標高5000m の山岳地帯(主に岩場) | |
体長 | 25〜35cm(尻尾の長さは15〜20cm) | |
体重 | 400〜600g(メスのほうが大きい) | |
寿命 | 10〜15年(飼育下での最長は27年) | |
食事 | 飼育下ではチンチラ専用フード、食用牧草(チモシー・アルファルファ)、少量の野菜・果物 | |
繁殖 | 成熟期は、メスは生後4-5ヶ月、オスは6-8ヶ月。 メスの発情は30-50日間隔ですが、交尾可能なのはその期間のわずか3日間です。 妊娠期間は111日。 1度に1〜4匹の子供を産みます。 1年に3回までは繁殖可能。 (ただし母体の衰弱を避けるため、1年に1度以上させないほうが良いでしょう。) | |
性別 | オスは肛門から1cm離れたところにペニスがあります。メスは肛門と並んで陰部があります。 性器そのものの形状はそっくりですので、間隔で判断します。 ベビーはその間隔が短いので見分けるのは難しいです。 左がオス・右がメス | |
飼育環境 | デリケートな生き物ですので、温度は17-21度、湿度は40%以下を保つと良いです。 目安として、夏は25度以上、冬は15以下にならないように注意しましょう。 オス同士ではケンカをすることもあるので、複数飼育は慎重に相性で決めましょう。 ピョンピョンと良く跳ね、上下運動が激しいので、飼育するケージは高さがあり、 動き回ることが出来る大きめのものを選びましょう。 木製のステージなどを入れるのも良いです。 トイレは基本的に覚えませんので、しつけるのは難しいです。 水に濡らすことは出来ませんが、お風呂代わりに砂浴びをさせましょう。 |