投稿75:不正咬合
最初気がついた症状は?: 6歳半年の子です。先日顎の下の毛が濡れていて、最初は水の飲みこぼしかなと思ったのですが、手も濡れていた。大好きなリンゴを食べこぼしていた。かかりつけの病院へ・・・。 症状についてコメントがあれば: 昔はゲージの中で飛び回ったり、回し車まわしたり、外に出せとねだったり大騒ぎだったのに、あまり騒がなくなっていました。一軒家に引っ越したばかりだったので、いつも人がいるリビングにゲージを置くようになったから、落ち着いたのかなと思っていましたが、ここしばらくほんとに元気がなく、糞も昔に比べて細く小さかったです。 草は全くといっていいほど食べなくて、アルファルファを固めたキューブも、ストーンもかじり木もかじらなくなっていました。 しまいには、ペレット食べるときに痛そうな表情をし、食べこぼし、よだれも落ちていた。口の匂いを嗅いだらすっぱい匂いがした気がして焦りました。 どんな検査をしましたか: かかりつけの病院でレントゲンを撮りました。 診断結果は: レントゲン写真を見ながら、ここまで歯が伸びたらもう処置のしようがないと・・・歯を削る手術はリスクも大きく命を落とす可能性がある。でももう年齢的にしかたのないことなのでそんなに深刻にならなくてもいいですよと言われました。一ヶ月前に別の症状で心配してレントゲンを撮っていたのですが、その時は歯のことは何も言われなかったし、それにまだ6歳半でもう年だから仕方ないなんて、チンチラは20年生きる子もいるのに・・・と納得できませんでした。それにチンチラにとって歯が伸びすぎるのは命を落とすほど深刻な状態なんじゃないかって・・・炎症止めのような飲み薬をもらい、それで様子を見ましょうと言われましたが、その日の晩からいよいよ餌も食べれないほど食べるのが痛そうでつらそうで、食べるときにヨダレも落ちていました。下痢もしはじめました。 迷っている暇はない、少しでも体重のある体力のあるうちに歯を削る手術をしなければと決意し、ネットで歯を削る手術を引き受けてくれそうな病院を探しました。小動物に力を入れている病院を少し遠方でしたが見つけたので、翌々日会社を早退して高速使って連れて行きました。 治療方法は: 事情を説明し、じゃあちょっと見てみますと奥に連れて行かれ、しばらくしたら、”もう伸びた歯は削りました。病院でもらった薬は飲ませないこと”と言われました。 緊急手術や入院を覚悟していたので、あっけにとられてしまいました。とても短時間でおそらく局部麻酔すらしていなかったと思います。この時先生は手にペンチ?のようなものを持っていました。えっ?歯切ったの?とぞっとしましたが、返されたうち子も別段怯えた様子もなく、落ち着いてきょとんとしていました。まさにブラックジャックです。 かかりつけの病院でレントゲンを撮ったらもうかなり歯が伸びていると言われたと伝えましたが、よほどの経験がないとレントゲン写真では歯の状態は判断できないはずだと言わました。かなり自信があるようでそこではレントゲンも撮りませんでした。 なので料金もとても安かったと思います。 その後の経緯は: その日から顎は濡れなくなり、しばらくは口の両端はちょっと濡れていましたが、先生の指示とおり、草中心。でも牧草嫌いな子なので、庭に植えている無農薬の生のハーブ等をあげていたら、アルファルファのキューブをかじるようになり、二週間後にはヨダレは完全に止まりました。いろんな本や情報をを見て、もう助けられないかもと覚悟していたので夢のようです。今は昔のように元気に回し車を回し、ゲージの中で飛び回り、すごい食欲で、糞も極太になりました。 他の飼い主さんにアドバイスがあれば: 先生に乾燥牧草を食べないなら、生チモシー等をネットで購入して食べさせてみてと言われました。調べましたが、クール便で送料が高いのでしょっちゅうは買えません。種を買って庭に植えることにしました。ハーブとかしそとか食べてくれました。 ペレットが好きなのでよこせとうるさいですが、心を鬼にしてちょっとしかあげないようにしています。乾燥野菜の方が、まだよく噛んで食べてるような気がするので、乾燥野菜とかで機嫌をとっています。 糞は太いのがやっぱり健康な証拠のようです。 病院はやっぱり、チンチラ診ますと堂々と書いてあるところでないとと思いました。 追伸:結局治療してくれた2箇所目の病院の料金は3000円くらいでした。 投稿:RYOU 様 |