投稿214:若年性胸腔内リンパ肉腫
| 最初気がついた症状は: フェレット・♂・2005年1月・2歳→3歳になる誕生日を控えて。 受診のきっかけとなった症状としては、元々大人しい子なのに 「普段より、妙に元気だったから」です。 症状についてコメントがあれば: 子供の頃に聞いた、亡き老獣医師の話を思い出して。 『動物っていうのは、野生下で病気になったらすぐに天敵にやられてしまう。 だから、病気を隠そうと、病気の子ほど、いつもより元気そうに振舞ったりする 本能が有るんだ。もう、それも出来ないほどぐったりしてからじゃ、遅いんだ。 だから、一見元気そうに見えても、良くも悪くも、 "普段とは違う行動や態度・雰囲気を取る事こそが、病気のサイン"でも有るんだよ。』 『自覚症状が無くても、動物的な勘から、本能的なところで異常を察知してる事も有る。 痛いも苦しいも無いのに、何か体に変化が起こっている、動物って、人間以上にそういう事に敏感に察知したりする。 決して、動物が病気に鈍感な訳ではないんだよ。 特に飼い主の前では元気そうに見せようとしたりするけれど。 足元に張り付いてスキップしたりするのは、飼い主の目には元気そうに見えても、 動物が、一生懸命、"ねぇ、ボク何かおかしいんだ!?"』と、 訴えてる行動かもしれないんだよ。それを忘れないで」 ・・この言葉を皆さんにもお聞かせしたかったので、投稿させて戴きました。 どんな検査をしましたか: 触診(肺に異常の嫌疑)→X線(肺が真っ白)→入院させて精密検査。 ※翌日、生研に出したが、見ても分かるほど大量のリンパ肉腫が出てきて、 結果が来るのを待たず、既に治療を開始しているとの事。このままでは、 「もって数週間」だと言われました。 ※別の病院にも連れて行きましたが、同じ事を言われました。 (※しかし、これでも、早期発見だそうで。何故ならこの2ヶ月前に検査した時は なんとも無かったからです。若いだけにあっという間の発症と進行だったのでしょう。 この、別の病院の獣医師の所に連れて行った時に、一応 「2ヶ月前にもう発症してて、その時獣医師が見落としていたってのは有り得ますか?」と質問してみましたが、 「もしそうだったら、この場合今生きていない筈ですから、有りえません。」との答えでした。) 診断結果は: 「若年性胸腔内リンパ肉腫」 治療方法は : 1・ステロイド 2・抗生物質 3・胃薬 この三種類を一日一回。(ゴートミルクに混ぜて良し。) その他、まずは過去に効果が有り、副作用が少なく弱いものから始めようと、 選ばれた「抗ガン薬」1粒を3日に一度飲ませる。 (フェレットバイトを上に乗せれば簡単に飲んじゃいます。) これが効かなくなったら「他の強い薬」もしくは「化学療法」を、という事でした。 その後の経緯は : あれから一年以上経ち、4歳の誕生日も無事迎えられ、薬も最初処方されたまま、 変わっていません。今でも元気に跳ね回っています。 進行状態に関しては 「発症時の状態から進まないように喰いとめている」感じです。 先日の診断では 「生涯投与は変わらないと思うが、とうとう4歳というシニアに入り、 慢性に変わり、状態もそのまま固定されたようだ。 油断は禁物だが、このまま行けば、本来の寿命をまっとう出来るかもしれない。」 と、言われました。 生涯投与は、人間も動物も年を取れば何かしら薬の世話にはなるものだから、 そう考えれば普通だと思っています。一日でも長く(苦しまず)生きてくれるなら、 様々な手間をやくことすら喜びです。 他の飼い主さんにアドバイスがあれば 私がかかりつけたのは、フェレットも扱う普通の動物病院・無名の医師でした。 しかし、非常に熱心な獣医師でも有りました。 思ったのは、いくら名医と呼ばれる方でも、良い薬でも、 患者と獣医師との間の信頼関係が築かれてないと、全く無意味だと言える事です。 そして病気発見に関して。 予めかかりつけとしてたここの病院で、初めて成人になった頃に、 予めフェレットの体全部の検査をしていた事も大きかったです。 健康時のX線・血液検査結果等と比較し、内臓・血液成分値など、 元々の大きさなのか、性質なのか、比較するのに大きな役割を果したからです。 薬もそれらのデータに元づいて、一番合いそうなものが選ばれますから、 かかりつけを作って置く事の重大さを感じます。 又、とにかく、二次感染が一番怖いと思いますので、ウィルス対策を徹底して下さい。 (適温・多湿。温度は気をつけても、湿度の方は余り気づかない方が多いようなので。) あとはとにかく栄養をつけ、体力を付けさせること。薬よりなにより、基本的な事 こそが一番大事だと思いました。 特性ダックフード等を作ってみたり。色々工夫して毎日栄養管理をしています。 とにかく諦めないことが一番大事だと思います。 最初は「数週間」と、言われたのに、一年以上経った今。 2006年2月現在。まだ生きています。 化学療法もまだ不要と言われている状況で、薬だけでの治療で。 進行も発見当初からほぼ止まったままです。 元気に跳ね回って、ご飯ももりもり食べます。いたずらも旺盛です(笑) そして、このままなら、本来の寿命をまっとう出来るかもしれない状態です。 だから、 不幸な最終報告が多い病気ですが、これを読まれた方、少しでも希望を持って、 どうか、頑張ってください。 (※最後に。最近発病された飼い主さんたちへ。 発病し、治療を始めた矢先は、大変で寝る暇など無い日々が続くかと思います。(私も毎日徹夜でした。)しかし、これも慣れです。徐々にその子に取って、効率の良い方法が、分かって来ますし、サイクルも出来、生活の一部となり、普通になっていくものです。 だから、それまで、どうかめげずに、自分の体も第一に、頑張ってください。) 投稿:匿名希望様 |