投稿228:腎不全
| 最初気がついた症状は: 突然、エサを食べなくなる。トイレ以外は寝ている。目がうつろ。 症状についてコメントがあれば: 今思えば、腎臓機能が落ちている時の症状である、皮膚のかゆみ、多尿・無色に近い尿がそれまで長い間あった。 どんな検査をしましたか: 血液検査(CBC、生化学検査) 1回目→麻酔をして歯石取りを行う為、実施 2回目→エサを食べなくなった為、実施(1回目の10日後) 診断結果は: 腎不全。 1回目→BUN:87.9、IP:10.9、Ca:5.7 BUN、IPの数値が高いので腎臓の機能が悪い状態。ずっと、HCTの数値が低いのは腎臓から分泌される、骨髄へ造血を促すホルモン(エリスロポエチン)が少なかった可能性がある。 2回目→BUN:135.6、IP:16〜17くらい(計測不可)、Ca:5.4 治療方法は : 1回目の血液検査の後、エリスロポエチンを投与。HCTの効果をみる為に2日後に血液検査。数値は少し上昇。効果有なので、後日、継続投与することになった。 家では以下を与えた。 ・吸着剤(リンを吸着して体外へ排出)、降圧剤(機能している部分が少ない腎臓をリラックスさせる)、腎臓保護用エサ(低タンパク、猫用) 2回目の血液検査後、即入院。点滴をして、BUNを下げることを試みる。点滴は毎日血液検査をして、その結果(リン、カリウム、ナトリウムなどの数値)によって成分を微調整。 その後の経緯は : 入院翌日→少しけいれん症状有。尿は出ている。BUN:117.1 入院2日目→1日に2回程、けいれん有。もうろうとした状態と正常な状態が繰り返される。りきむ為、肛門・肉球が赤く腫れる。立てなくなる。尿が少ないので、利尿剤を投与して出す。BUN:110.7 「ここ3日の数値がずっと100以上で数値の下がりが悪いので、尿毒症の症状が脳にも出てきている。翌日になっても、同様の状態であれば今後の方向性(病院で延命治療or治療中止して自宅で看取るor安楽死)を決定した方がいい」と医師に告げられる。 入院3日目→朝、けいれん。意識はもうろうとした状態。尿は2日目と同様。BUN:108 「数値が大きくは下がっていないので、腎機能が回復する見込みはほとんどない。回復したとしても、脳障害が残る。悲鳴をあげて、けいれんする期間も増える。」と主治医より告げられる。回復の可能性がほとんどなく、フェレットも死ぬまで苦しい思いをするだけだったので、フェレットのことを思い、安楽死を選択しました。強めの麻酔薬を投与して、すぐに眠るように亡くなりました。 他の飼い主さんにアドバイスがあれば 亡くなったフェレットは7歳2ヶ月だったのですが、5歳4ヶ月の頃から左副腎腫瘍を患い、治療をしていました。(当初、3週間毎にリュープリン投与。リュープリンだけでは腫瘍の肥大を抑えられなくなったので、6歳8ヶ月の時に摘出手術。)手術の前後よりHCTの数値が右肩下がりに下がって貧血が進んだ為、骨髄への造血を促す薬(造血剤・たんぱく質同化ホルモン)をずっと与えていました。しかし今思えば、この手術直前の検査でBUNの数値も正常値より高め(40.2)だった為、この頃から腎臓は少しずつ機能が落ちていて、それが原因でHCTが上がらなかったのかもしれません。手術後3週間毎にHCTの数値はチェックし、前述の薬を追加・増量したりしていたのですが、BUNの数値は計測していませんでした。これを計測していれば、適切な治療など(エリスロポエチンの投与、食事療法)で、腎機能低下や貧血の進行を抑えられていたかもしれません。腎臓は3/4くらいが機能しなくならないと症状が出てこない沈黙の臓器のようです。血液検査時にBUNも計測して、腎臓の機能低下を早めに発見・治療をしてあげて下さい。今回のように手遅れになると、フェレットにも飼い主にとっても辛い症状ですし 、早期発見により進行を遅らせ、腎不全で亡くなること可能性を減らすことができるかもしれません。 投稿:めかめがね様 |