投稿24:副腎腫瘍
| 最初気がついた症状は: 胸部の脱毛と腹部の皮毛の乾燥した(ゴワゴワ)毛並み。 症状についてコメントがあれば: 上記の症状以外で気がついた点では、1回の尿量が今までの半分くらいになり、頻繁にトイレへ行くようになりました。うちの子は男の子なのですが、この症状は前立腺(男の子だけにある泌尿器)も病気の影響を受けるためだそうです。脱毛は進行性です。尻尾のほうからの脱毛もあるそうです。 どんな検査をしましたか: このホームページにを見て、動物病院リストに載っている横浜の「曽我動物病院」へ連れて行きました。末血生化学検査一式とエストラジオール、コルチゾール等の血液検査です。 診断結果は: 末血生化学検査一式からは、肝機能障害の疑いがある数値が出ました。エストラジオールは、基準値よりかなり上回る値がでました。コルチゾールは、基準値内でした。副腎腫瘍を患っているときには、肝機能障害やエストラジオールの上昇が見られる場合があるため、さらに2週間の経過を待ち再検査することになりました。再検査の結果、エストラジオールの値は下がっていましたが、依然基準値を大きく上回っていたため、試験開腹をすることにしました。 治療方法は: 試験開腹で病名が「副腎腫瘍」と確定され、そのまま摘出手術をしました。左側の副腎が腫瘍化しており、かなり大きく(小豆大)なっていたようですが、破裂もしておらず全部きれいに摘出できました。 その後の経緯は: 術後の経過も良く、2泊3日で退院することが出来ました。退院後は水分補給や食餌など自分で摂ることが出来ないため、(病院の指示通り)スプーンなどで1日数回にわけて与えました。5〜7日位でだいぶ日常生活を送れるくらい快復しました。10日位経つと病気のため脱毛したところや手術のため剃ったところなどから新しい毛が生え始め、40〜45日後位にはすべての毛が生えそろいました。また、術後すぐに排尿異常がなくなり、肝臓の値も正常値に戻りました。うちの子の腫瘍は悪性でしたが、腫瘍を全部きれいに摘出できれば多くの場合、転移はないそうです。今では毎日元気に走り回っています。 他の飼い主さんにアドバイスがあれば: とにかく、日ごろの観察や健康診断の他、病気の早期発見と治療方法(手術か抗がん剤か)の早期決断がその子の運命を大きく決めるカギになると思います。私は、完治できる可能性のある手術を決断しました。先生からも「早く決断してくれて良かった!」と手術の後言われたのを覚えています。これからも定期検診を怠らず、うちの子が毎日元気に楽しい生活を送れるよう、努力していこうと思っています。 投稿:大野由加様 |