投稿19:腎不全

最初気がついた症状は:
瘠せてきた。食欲がなく食事を残す量が増え、便が柔らかく量が減った。水の飲み方がゆっくりになり、硬い物(ハムスター用クッキー)を食べなくなった。大好きだったカスタードクリーム、ゆで肉を食べるとすぐに嘔吐した。妙になつくようになって、飼主の後をついてまわったり、ひざに乗って眠ることもあった。以前しっぽを出して排便排尿していたが、しっぽを出さなくなった。

症状についてコメントがあれば:
4月下旬から上記の症状が出たため、暑さなどのための季節的なものだと思った。まだ3歳なので、動きは活発で、皮膚、外見に異常はなく、病気と思わなかった。ゴールデンウィーク後食事の量が極端に減り、プリン、煎り卵、ヨーグルトなどおやつ的な物、離乳食のような物をつくって与えたが、体重がどんどん減ってきた。えさが変わったので緑色の軟便になった。元気がなくなってきた。

どんな検査をしましたか:
口腔内の診察。おなかの聴診。便の状態、寄生虫検査。

診断結果は:
一般の動物病院で実施。特に異常はなく、便の状態から大腸に問題があるのではないかといわれまずは消化器の改善をしましょう...と、胃腸薬を処方される。一週間様子を見て改善がなければ専門病院を紹介するといわれた。体重が1年前の500gから260gに減っていると言われる。食事はえさが望ましいが、食べないようなら、口にする物を何でも与え体力をつけ、また体重を量るよう指示される。

治療方法は:
食事回数を1日4―5回に増やし、肉や卵を柔らかく煮た流動食、猫用ミルクを与えるが、だんだん量が減っていく。便の状態が悪く、尿が少なくなり、歩く様子が弱々しいので当HPで紹介されていた病院に行く。診断は、「たぶん腎臓か、肝臓に問題があるが、今は衰弱していて脱水症状がひどく検査が出来ない。」ということで輸液10CCの注射と乳酸菌を処方される。毎日注射に通うように言われた。直腸温度が34,1℃だった。

その後の経緯は:
帰宅後ぐったりしていたが、食欲が少し戻り、便、尿が増える。便に少し血がついていたが体温計のせいだと思った。翌日の病院でも少し元気だったので、輸液30CCを注射される。しかしその晩から衰弱し、ミルクもほとんど飲まない。はうように動くようになる。肛門に血の混じった粘液がにじんでいた。もう遠くの病院への通院は出来ないような気がしたので、1日あけて初めの病院で10CCの輸液注射を受ける。ミルクを注射器で飲ませるように言われたが、飲んでくれなかった。動けないはずなのに、「もういらないよ」というふうに首を振っていた。翌晩私と夫に見守られて亡くなりました。最後まで気配や声に反応していたので意識はあったと思います。呼吸がゆっくりになっていき、最後は口で呼吸をしていました。そして何回か小さく痙攣して動かなくなりました。初めて病院に連れて行ってから10日目のことでした。

他の飼い主さんにアドバイスがあれば:
うちではほんの1、2g程度ですが人間の食べ物を時々与えていました。よくないと分かっていたのですが、喜んで食べたり、あわを出すのが見ていて楽しかったのです。それが内臓に負担をかけてしまったのでしょう。どうしてこんなにひどくなるまで気付かなかったのか...飼主として非常に情けないです。でもぎりぎりまで病気と感じさせない楽しい家族でした。ハリネズミを遠くの病院に連れて行くのは、長時間の緊張を強いることになり、衰弱した固体には大きな負担です。ちゃんと見てくれる病院を確保しておき、遠いのなら定期的に健康チェックしてもらいひどくなる前に連れて行くようにしてあげてください。そして病院では元気なように見えるのですが、それは緊張しているからです。飼主、医師ともに勘違いしがちです。また、病院に連れて行けばなんとかなるわけでもないので、飼主が日頃の健康管理をしてあげるという意識を持つことが大切です。体重も定期的に量らないといけません。えさや掃除の担当者が変わったときも要注意です。私が妊娠して体調がよくなかったので夫に世話を変わってもらっていました。だから食事量、便尿の量の変化に気付くのが遅れたのです。また、 うちではミルワーム、ピンクマウスを与えていなかったのですが、亡くなる二日前にワームを与えたところ、急に飛びついて3匹食べました。初めて虫を見たのに本能で分かったのですね。もっと早くあげれば良かったです。みなさん体験談で言われていますが、はりねずみは具合が悪くても元気に見え、弱ってきたら本当に手遅れになりがちのようです。大事にしてあげてください。

担当者様へ
結局このような結果になってしまいました。メールの相談にすぐ返事くださって本当にありがとうございました。御社のHPは非常に参考になり、特に医療体験談は何度も何度も見ました。私の体験談は自分でもこれでよかったのか分からないし、後悔することばかりですが、全国のはりねずみ達のお役に立てればうちの子の供養になります。

投稿:匿名希望様