投稿45:真菌性皮膚炎
| 最初気がついた症状は: 粉状のフケが出始めていたが季節の変わり目や乾燥によるものかと思っていた。 徐々にフケの量が増えて フケ自体も大きい状態で落ちるようになってきた。 皮膚も少し赤みがあるように見えたが 掻き毟りや出血は見られなかった。 症状についてコメントがあれば: 毎日掃除しても翌日には 寝床に型が作れるくらい出ている。 ハリネズミクラブの本やネットサイトからの情報検索で ダニや真菌、皮膚病やアレルギーなどを疑う どんな検査をしましたか: ダニ・真菌(カビ)の培養検査 (患部の皮膚を一部こそげとり 抜け落ちた針の根元からも検査していただきました ダニも1箇所ではわからず動かない時もあるので平均3箇所程度から採取しました) 前記で何も検出されないようなら敷材や食物のアレルギーも考えられるので ひとつずつ減らす消去法で検査していきましょうとの説明でした。 診断結果は: 真菌性皮膚炎の診断(カビ) 真菌2〜3種検出、ダニは検出されず 結果を獣医さんが見せてくれたのですが 培養地全体にびっしりと埋まるくらいで かなり酷い状態で 痒みも相当あるだろうから深夜(動き出す頃)に 掻いているのでしょうねと・・・ 原因はハリの体調にも寄るので 一概には判断出来ないとのことでした。 飼育環境・餌には問題は特にないようでした。 治療方法は: @毎日の入浴(余計なフケを洗い流し薬剤の効きを良くするため 冬季だったため3〜5日毎 部屋を暖めてと獣医と相談 ) A※マラセブスプレー3回/日 針の根元(皮膚)に散布 (家畜、主に馬用?国内でも 犬の真菌治療にも使われているそうです。希釈など 用法調整。日本未入荷にて担当獣医さんが米学会出張時に購入) B飼育環境、毎日の交換・消毒 敷材ペットシーツは全交換、布類の次亜塩素酸(ハイターなど)と熱湯での消毒 ケージの消毒薬散布・乾燥 C抗真菌剤の経口投与2回/日(パウダーなので好物のミルワームに塗布して摂取) 消化器が弱ってしまうので乳酸菌パウダーを同時に摂取させるよう指導あり D1〜2週間毎の診察と真菌培養検査、ほか薬の処方・指導 ※病院によっては(特に皮膚病の犬を多く診ている病院)処方されているようです。 (犬には擦りこむよう指示がほとんどですが)ハリネズミの針や習性(アンティング)、体重差を考慮すると 獣医さんの指示を仰いだほうが良いかと思われます。 また マラセブのジェネリックとして「ミコヘックスシャンプー」人間用の「コラージュフルフル」など どちらも人間で云うカビ.水虫薬「硝酸ミコナゾール」を含んでいて有効ではありますが 効き目はマラセブより弱いそうです。 その後の経緯は: 約2ヶ月間上記@〜Dを繰返し(抗真菌剤は症状に併せ数種交替で投与) 徐々に真菌が減少 抗真菌剤経口投与を中止 冬季の空気の乾燥もあり スプレーはアルコール分を含んでいるため Eマラセブシャンプー 3〜6日/回(説明はスプレーと同じ)に切換え 現在は1〜2週/回に様子を見ながら使用。 現在ほとんどフケは出ておらず 深夜に痒がる様子も見られないが 完治ではないため 2〜3週/回診察を受けています。 他の飼い主さんにアドバイスがあれば: 最初にかかりつけていた病院では あまり検査に乗り気でなく 経過観察していたため 半年以上も治療が遅れました・・・ 思い切って他の動物病院を探して良かったと思います ただ・・・最初の病院で早期に検査・治療を開始していれば ハリだって毎日のストレスもなく治療が出来ただろうに 威嚇されるたびにゴメンネと悲しく悔しい思いでした。 わからないことや不明なことが多いハリですが 治療や説明に納得の行かない場合、セカンドオピニオンで 他をあたってみることも大事だと思います。 自分がどうしたいか、どこまで出来るのか(治療への参加や費用など) 話し合え相談して、個体をちゃんと診てくれる獣医さんを 病気や怪我をする前に探しておくことを切に願います。 長々と書いてしまいましたが 真菌(カビ)による症例が少なかったため 参考になれば幸いです。 投稿:匿名希望様 |