投稿52:リンパ腫
最初気がついた症状は: やせ細り、少しフラつくように歩いていた。 回し車を回す速度が、いつもはダッシュなのに、ウォーキング程度になっていた。 症状についてコメントがあれば: 体重が落ち始めた時にダイエットフードに切り替えていた為、そのせいかと思った。 その1ヵ月後には体重が激減した。 どんな検査をしましたか: うんちの検査の結果・おしっこの検査・レントゲン 診断結果は: 最初のうんちの検査では、腸内の悪玉菌が優勢とのこと 治療方法は: まず腸内の悪玉菌に作用する薬を与える。 一週間で悪玉菌はなくなる。 その後の経緯は: 最初の検査の翌日、ぐったりしていたので病院へ。 おしっこの検査では膀胱炎、レントゲンでは椎間板に老ハリネズミに見られるような異常があった。 さらに数日後脱水症状と診断され、腎臓病のネコ用フードと体力を底上げ出来るホメオパシーのシロップを与えるように指示される。 最初はよく食べ、一週間で体重も50g増え元気になったように見えたが、再び食欲が無くなり、緑色のうんちをし始める。 たまに血便も混じるようになった。 検査でカンジタが検出され、腸壁を保護するホメオパシーのシロップを投与。 だんだんヤギミルクしか飲めなくなり、最期は血の混じった下痢を続け、自力で立ち上がれなくなり、死亡。 病理解剖の結果、リンパ腫による直腸の出血性ショック死と判明。 普段は薄い直腸の腸壁が分厚く腫れ、腎臓が萎縮。 心臓や肺、肝臓はとてもキレイだった。 他の飼い主さんにアドバイスがあれば: ハリネズミを診てくれ、何かあればすぐ通院出来るお医者さんを探し信頼関係を築いてください。 そして元気な時に血液検査やレントゲン撮影をし、少しでも異常を感じた時に比較出来るデータを持っておくと良いと思います。 体重は毎日計り、健康診断も定期的に行ってください。 普段脱走したりしないコが脱走を試みたり、手を近づければ擦り寄ってくるようなら体の異常を疑って病院へ連れて行ってあげてください。 投稿:あき様 |