投稿65:高温による胃腸障害
■最初気がついた症状は 夏。はじめは食欲不振。数日後、餌を全く食べなくなり下痢気味に。うんちの色は茶色。大好物の生コオロギを与えるとパクッと口に含むも数回噛んで止めてしまう。その後は興味を示さなくなる。元気がないのに、眠れない様子。 ■症状についてコメントがあれば 食欲不振は、冷房で室内を28度ほどに保っていましたが、7月で暑い日が続いていたので夏バテ気味かな?と思って様子を見ました。好物のコオロギへの興味を示さなくなったあたりから、明らかに様子がおかしいと心配しました。 餌に口をつけなくなってから3日後(最初の食欲不振から1週間後)の朝、いつもの寝床とは別の場所でぐったりとしている。床材のペットシーツに水状の便がべったり。あわてて医者に連れて行きました。 ■どんな検査をしましたか 軽く麻酔をかけて、体にけががないか、口の中に腫瘍などがないか検査。 内臓に異常がないか血液検査。 便に細菌がいないか検査。 皮膚にダニがいないか検査。 ■診断結果は 特に異常なし。胃腸が弱っているのかな?という診断。 下痢のせいでおしりや後ろ脚が赤くただれていた。 ■治療方法は ホルモン剤と抗生剤を注射。 獣医さんへの警戒が強く丸まって顔をだしませんでしたが、足の付け根に難なく処置。 とくに痛がる様子はありませんでした。 液状の抗生剤を渡され、1日1〜2回餌と混ぜてスポイトで口に運ぶ。口のふちに水滴をちょんとつけると舐めてくれた。 ■その後の経緯は 帰宅直後はぐったりしていましたが、1日経つと自力で水が飲めるように。 2日後にはヤギミルクでふやかした餌を少し食べる。生コオロギも2匹完食。 3日後、4日後と食べる量が増えて、うんちも正常になる。元気に歩き回る。 元気になっても1週間は薬を与えるように言われているので、続けています。 ■他の飼い主さんにアドバイスがあれば SBSの獣医情報をみて、ハリネズミの診断経験が豊富な獣医さんに行って良かったと感じました。 近くにあったホームページでハリネズミも診られますと書いてあった医者でも、電話で症状を伝えたら専門医に行くように言われました。名古屋まで車で約40分の移動はハリネズミにとっても大変だったと思いますが、他の子のケースでは…この位体力が残っていれば麻酔もまず問題ないし…など具体的な説明を受けることができて安心できました。小さな動物なので、ちょっとした薬で命が危険にさらされることもあります。移動の負担はなるべくかけない方が良いのではと私も悩みましたが、やはり正しい判断ができる専門医に任せるのが一番だと感じました。 ■投稿者 ぶーにゃん様 |