投稿85:膀胱炎・結石

最初気がついた症状は?:
頻尿と血尿。血尿は真っ赤ではなく、オレンジがかった透明の色でした。毎回血尿なのではなく、普通の色のおしっこもしていました。あとは頻尿で、起きてる間は10分に一回はおしっこしてました。

症状についてコメントがあれば:
血尿と頻尿以外は何の症状もありませんでした。おしっこする時に痛そうでもなく、えさもよく食べ、散歩も毎日元気で、体重も増え続けている時でした。頻尿は、この子は2ヶ月前にきた時からおしっこの回数が多めだったので、病院で獣医さんに「この子頻尿じゃない?」と言われるまで頻尿なんだと知りませんでした。

どんな検査をしましたか:
まず緊急で見て頂いた病院で尿検査と、麻酔なしのエコー、レントゲン。
手術をした病院では血液検査、麻酔ありのレントゲン。

診断結果は:
まず尿検査で血液の反応があり獣医さんに「若いから結石じゃなくて膀胱炎だと思う。エコーとレントゲンは薬で血尿が治らなかった時でもいいけどどうします?」と言われました。
でも早く何かがわかるならと思い、今やってくださいとお願いしたら、レントゲンで膀胱に8mmもの結石が映っており、結石で膀胱がぱんぱんの状態だと言われました。先生は「まだ6ヶ月の子なのに」とびっくりされていました。
手術をする病院では血液検査をしましたが、こちらの数値は異常なしでした。

治療方法は:
手術の間まで投薬。
手術で膀胱の結石を摘出。
手術から2週間、傷のための投薬。

その後の経緯は:
先日抜糸までして、すっかり元通り元気になりました。まだ血尿が続いていますが、結石は手術後も血尿が続くらしく何週間かかけて治っていくそうです。
今は体重はもとより少なく、うんちも小さいですが、食欲が戻ってきているので、体重もうんちも元通りになると思います。

他の飼い主さんにアドバイスがあれば:
結石は遺伝などもあるみたいですが、ほとんどは食生活のようです。
私の場合おやつのあげすぎで、これは結石になると獣医さんにお叱りをうけました。
(毎日おやつに生りんご、かりかりこーん、乾燥さとうきび、乾燥野菜をあげていました)

これからは主食を牧草、お散歩時のおやつとしてペレット(体重の1%)、週に一回のみ生りんごやレーズンなどのおやつ一粒程度にしていきたいと思います。
獣医さんにこれだけで長生きできますと言われました。
この食生活で不正咬合も防げると思ので、おやつ沢山あげてるという方は参考にして頂ければと思います。
病気になって辛い思いをされる飼い主さんやチンチラちゃんの数が少しでも減ればと思います。

手術後、傷が痛そうで、傷を噛まないようにする服が窮屈そうで、砂浴びをしたがってもさせてあげれない子を見ているのが本当に辛かったです。目がずっとしょぼんとしていて、退院日は心を閉ざしていて、このままエサも食べてくれないで衰弱していってしまうのではと思いました。

今はすっかり元気になっていて、この子が元気でいてくれることがどれほど幸せなことか気づかされました。
もうあんな姿は見たくないので獣医さんの指導通りの食生活にして、健康で長生きしてもらえるよう私も沢山勉強していきます。

ちなみにですが、うちの子は飼ってまだ2ヶ月だったので私が飼っていた2ヶ月弱で8mmもの結石ができたのかどうかは獣医さんにもわからないと言われました。
もしかしたら卸業者やペットショップでの食生活もよくなかったのかもしれません。
新しい子を迎えたら、早めにチンチラちゃんを診られる信頼できる獣医さんを見つけ、うんちの検査、尿検査、血液検査、レントゲンをやったほうが良いのかも知れません。
ただ下手な病院だと麻酔や血液検査でチンチラちゃんを死なせてしまう所もあるようですので、獣医さん選びは慎重にです…。


投稿:のぴ子 様


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