投稿87:不正咬合
最初気がついた症状は? 硬めの草などはほとんど食べず、ペレットを少し食べて飲み込むときに耳を広げ、鳴きながら飲み込みにくそうにしていた。 症状についてコメントがあれば エサを食べたい!という感じでいるのに全体的に食が細く、前より痩せてきていた。 飲み込むときたまに、鳴きながらなんだか痛そうにしていた。 すぐに砕ける種類のエサばかり食べていた。 どんな検査をしましたか 口の周りを触ってみてどんな反応を示すか。 診断結果は? 不正咬合の疑い。 普段から歯ぎしりやエサを食べるときの異常なしぐさ、最近食が細く痩せてきたという点から、よだれなどは出ていないが多分臼歯が伸びているのではないかということ。 見た感じは表立った症状がない。飼い主さんの話を聞いていると多分そうではないかと思われると言われました。 治療方法は 臼歯カット手術をしていただくことになりました。 チンチラは口が狭いので普通の状態で口を開いて中を観察するというのは非常にむずかしく、よく開いて観察するには鼻から吸い込ませる軽めの麻酔が必要。 麻酔をして半分意識もうろうの状態で口を開け観察した。 飼い主の私に見せながら先生が説明してくれた。 対面右の上奥歯が横に変形し尖っていて、口の中に刺さって潰瘍になっていた。 尖って変形した部分の形を整えるべく削っていただきました。 潰瘍の部分には薬を塗る処置で終了。 その後の経緯は 歯が刺さらなくなり、普通の食べかたに戻りました。 体重は前回違うことで病院に行ったときより150グラムも減っていました。 しかしながらチンチラは毛並みが良く膨らんで見えるので、少し痩せたかな?と思っても元気がありエサを食べているなら異常を見落としてしまいがちです。 痛そうに食べるのは食べ始めのときだけなので気にして見ていないとわからないです。 毎日朝から仕事前にケージの掃除をしながらよく観察していて良かったと思いました。 他の飼い主さんにアドバイスがあれば 今回は歯の異常でしたが他の病気であれば異常の理由を明確にしたいものです。 毎日よく観察して本人に気持ちになって想像することが早期発見につながるのではと思いました。 投稿:ラムネ様 |