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| チンチラ健康Q&A |
激しい抜け毛、部分的にハゲができる。
原因はストレス(騒音、多頭飼い、睡眠不足、他の動物への意識過敏、狭いケージ)です。真菌症によるハゲも湿気の多い時期には発生しやすいです。栄養不良や砂浴び不足も原因になることがあります。
ストレスの原因を取り除くことが最優先です。
2頭のチンチラを飼う場合は、最初は別々のケージにそれぞれを入れて、隣り合わせて配置します。慣れてきたら一緒のケージにいれるように段階を踏む必要があります。
複数飼育の場合には、お互いの毛やヒゲを咬み合うことがあります。その結果ハゲができることがあります。
季節的(春と秋)な抜け毛については特に心配はいりません。しかし、抜け毛の季節には毛球が胃腸に溜まって便秘や閉塞をおこすことがあるので注意が必要です。(便秘の欄を参照してください)

抜け毛にはいろいろな原因があるので観察と検査が重要です。

ケージ網に擦れて脱毛する場合と皮膚病の場合をよく見定めることが重要です。
[真菌症]
真菌症は哺乳動物全般に見られる症状です。イヌ小胞子菌というカビの一種によるものが一番多く、顔面、耳、頭部、四肢などに10円玉ぐらいのハゲができます。目のまわりにできることもあります。皮膚には白っぽいフケのようなものが出て、それがリング状になります(リングワーム)。伝染力が強いため、他の動物を同時に飼育している時は注意しましょう。予防は、カビが原因なので、湿気を避け、敷き材をこまめに取り替えます。(梅雨時には注意します)除湿もいいでしょう。真菌症の治療は獣医さんに塗り薬やのみ薬(抗真菌剤)をもらって与えます。薬浴(二流化セレン)はチンチラには使用しないでください。

鼻の脱毛(左)、脇腹の脱毛(中)、足の脱毛(右)。いずれもカビ菌による。
[しっぽの脱毛]
かゆがっていれば自分で齧って毛を抜いたと考えられます。プラスティックすのこの上におしっこの水溜りができて、それで、濡れて、毛がぬけたりします。また、針葉樹の巣箱や錆のついたケージ、どこかにしっぽをはさんだ、等も考えられます。

しっぽの脱毛(床に接触する部分のみ)