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もし家の中でフェレットを飼育するならば、におい袋(肛門線)の除去手術はしたほうがよいでしょう。フェレットはイタチ科の動物であり、敵を驚かすためにくさい臭いを出します。
またこの手術は将来、肛門線が詰まるという病気の予防にもなります。もしあなたのフェレットが手術済みでなく(あるいは手術が不完全)、臭いが気になるならば獣医さんにしてもらったほうがよいでしょう。
一部の繁殖場のフェレットには、熱で肛門線の出口を焼き付けてふさぐという簡易手術でごまかしてあるものもあります。お腹を開腹してにおい袋を除去するより低費用のため行われることがあります。しかし大人になったときに、臭腺が破裂したり、ふさいだ部分が開いてしまったりすることが多いです。
費用は4〜5万円程度です。手術のしていない安いフェレットでも最終的には高くついてしまうことがあります。ただし手術がしていなくてもその臭いがそれほど気にならないならば、無理にする必要はないでしょう。(月に1度程度は液を臭腺口からしぼり出してあげる必要があります)