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| フェレット資料室 |
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(育児中のフェレット、愛情をこめて授乳や世話をしています)
体重の変化(平均値) g
| 週齢 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| オス | 8 | 50 | 100 | 130 | 210 | 230 | 300 | 360 | 400 | 500 | 560 | 700 | 730 | 800 | 880 | 900 | 1000 | 1020 | 1040 | 1050 | 1050 |
| メス | 8 | 40 | 90 | 120 | 200 | 220 | 280 | 320 | 350 | 400 | 460 | 500 | 560 | 600 | 630 | 680 | 690 | 690 | 690 | 690 | 690 |
・通常は16週で大人の大きさになります。その後の体重増加はほとんどありません。
・秋に体重が増え、春に体重が減る季節的体重変化がおきます。30〜40%もの体重変動することもあります。

(生後約8週でベビーフェレットが輸入されます)
発情と日照時間
フェレットは発情期を迎えると、オスは陰嚢に睾丸が降りて、メスは外陰部がピンク色になり膨張します。この発情期は日照時間の延長とともに開始され、自然下では年に2回の発情がみられます。フェレットの繁殖場では、光周期をコントロールすることで、年中繁殖が可能になっています。メスは外陰部が膨張し始めて1ヶ月で最大になり、ます。交尾後は2〜3週間で元に戻ります。発情したメスを交尾をさせないと、発情が続いてしまい命の危険にさらされてしまいます。発情期間中の変化として食欲の低下、睡眠時間の減少、興奮状態があります。
交配と受精
発情中のメスをオスのケージにいれること。逆にすると興奮したメスはオスを攻撃して怪我をさせてしまうことがあるからです。フェレットは激しく長時間にわたって交尾をします。10分から3時間で平均1時間です。
妊娠は受精後14日頃からわかってきます。お腹を触るとクルミのような感触がわかります。もし受精しなかった場合は40〜42日間の疑妊娠がみられます。また外陰部の縮小がなければ再び交配可能となります。
出産
妊娠したメスは、いままでどおり他のフェレットと一緒の生活でもかまいませんが、分娩期に入る2〜3週間前にはメスだけ隔離させます。ストレスや過敏反応を避け、出産後の子食いを防ぐためです。出産が近くなると巣作り行動をするようになります。大きめの巣箱を用意してあげます。細かい新聞紙、布、木綿マットなどを巣材として用意してあげます。子供が産まれた数日間は、共食い防止のため決して驚かしたり不安にさせたりしてはいけません。また乳の分泌異常をおこさないように、気温の変動が激しくならないようお部屋の温度を一定を保つようにします。

(生後10日の赤ちゃんフェレット)
人口保育
フェレットの母乳は、固形分23.5%、脂肪分34%、タンパク質25.5%、炭水化物16.2%で構成されています。育児放棄した場合には、これに近いペット用のミルクを使用します。授乳後はベビーの肛門を軽く刺激して排便を促すようにします。
繁殖に関わる疾病
エストロジェン誘発性貧血
不妊手術のしていないメスだけにおこる病気で、発情期が延長されたメスの50%が発症し、30%が死亡します。発情してから1ヶ月以上も放置させないことです。交尾をさせるか、ゴナドトロピン放出ホルモンまたはゴナドトロピンの注射をすることで排卵を誘発させることです。
乳腺炎
大腸菌や腸内細菌、グラム陰性球菌などの感染が原因でおきます。乳腺の膨張、変色、硬化、軟化の症状が見られ、授乳しなくなります。それによってベビーは乳を飲めなくなって死亡します。早期に抗生物質投与をして治療をします。場合によっては乳腺を切除します。ベビーは人工保育に切り替えます。
膣炎
外部からの刺激や雑菌によって発症します。出産準備の巣材として、木屑や干し草を使った場合におきやすいです。スノコなどの木の床材も同様です。外陰部から黄色い分泌物がみられ、膣に異物がはいっていることもあります。抗生剤治療と同時に寝床を改善する必要があります。
新生子の死亡
生まれて数日以内に脱水症状、体温低下、低血糖症がおきやすく、生まれたフェレットの死亡率は約7%です。胎盤にからまったり、母親に食べられてしまったり、育児放棄されたりする理由での死亡もおきやすいです。奇形、早産、死産、逆子などの事故例もあります。
メスの死亡
母親の死亡のほとんどが感染症です。初産のメスの死亡率11.4%。1回の出産経験のあるメスの死亡率9.0%、2回の出産経験のあるメスの死亡率5.8%。出産により体力低下とストレス、不衛生環境と雑菌やウイルスによる感染が考えられます。
成長記録 (塩田さんの成長日記より)
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ういなパパ&てんてんママ 9/23〜16 交配(左写真) 10/13 エコー確認 10/19 胎動確認 10/27 出産(右写真) 妊娠期間:40〜42日 4匹生まれ1匹は死産 ベビーは アレキサンダー君、なぎのちゃん、もぎちゃん |
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1日目(写真) 体重9〜10g 体長3〜4cm 手、足、尾、の先以外に白い毛が2〜3ミリ生 えている。 2日目 体重12〜15g 体長7cm 目の部分が黒っぽくなって体もグレーかかった。 薄皮が少し向けている。よく泣いている。 |
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3日目(写真) 体重20〜28g 体長8〜9cm 薄皮がしっぽの先以外、ほとんどなくなった。 プクプクに太っている。あまり泣かなくなった。 4日目 体重28〜29g 体長8〜9cm 鼻が少し黒くなってきた。 |
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5日目(写真) 体重28〜36g 体長9〜10cm 6日目 体重32〜40g 体長9〜11cm ぱっと見ただけでは3匹の区別がつきにくい。 |
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7日目(写真) 体重39〜50g 体長11cm 1日毎に大きくなっていくのがわかる。ママがケ ージの外で遊ぶようになった。 8日目 体重53〜40g 体長11cm 3匹とも手足が大きくなってた。ひげが黒くなっ てきた。 |
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9日目(写真) 体重45〜60g 体長11cm 頭の毛が伸びてきてイガグリ頭になってきた 10日目 体重50〜70g 体長11〜12cm 小さい子や大きい子がはっきりしてきた。目の部 分が少し盛り上がってきた。 |
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11日目(写真) 体重50〜70g 体長12〜13cm 鼻が白くなってきた。体の黒がつよくなってきた。 13日目 体重60〜80g 体長12〜13cm 犬歯が少しはえてきた。 |
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15日目(写真) 体重75〜94g 体長13〜14cm カラーの差がはっきりしてきた。 17日目 体重90〜110g 体長14〜15cm ベビーをパパに触らせてみたら、匂いを嗅いだり、 お尻を舐めてあげたり、お世話をしてくれた。 |
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20日目(写真) 体重110〜130g 体長14〜16cm 奥歯も少し生えてきた。 24日目 体重140〜170g 体長15〜16cm 離乳食を食べるようになった。耳の穴が開いた。 28日目 体重180〜220g 体長17〜18cm ハイハイできるようになった。 |
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30日目(写真) 体重199〜245g 体長18〜19cm 目が少し開いてきた。トイレも自分で行くように なった。 34日目 体重220〜270g 体長19cm 両目がぱっちり開いた。まだ見えてはいないよ うだ。3匹ともじゃれて遊んでいる。 |
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約60日目(左写真) 約90日目(右写真) |
参考資料:「フェレットの臨床」 写真協力:塩田崇恵様
写真のてんてんママは腫瘍により平成12年9月8日永眠しました。享年6才3ヶ月。安らかにお眠りください。
ベビーの人工授乳や補助ミルクが必要なときはやぎの粉ミルクが推奨です。牛ミルクと違って下痢の心配がありません。また食欲不振、免疫力強化にも。
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