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フェレット飼育基礎知識
飼うために必要なもの
ケージ、寝床、水入れ、
トイレ、フード、おやつ、
栄養剤、ケア用品、おもちゃ
世話のしかた
しつけ(トイレ・噛み癖)
入浴、爪切り、手入れ
飼育上の注意点
家の中で飼う場合
気をつける病気
他の動物との相性
フェレットの多頭飼い

  飼うために必要なもの

 −−ケージ、寝床、水入れ、トイレ−−

 ケージはなるべくフェレット専用のケージを選んでください。お部屋で放し飼いにする場合でもトイレトレーニングや留守中の事故を防ぐためにもケージは必要です。他の動物用の小型ケージでは網に手や首を挟まれて骨折する危険性があります。専用ケージは安全性が高く、トイレ、えさ入れなどの取り付けが簡単にできます。他の動物用のケージをどうしても使う場合は事故を防ぐために底網ははずしたほうがよいでしょう。

 寝床は快適に生活できるようにハンモック(フェレットがお昼寝する)やムートン付きの寝袋(冬には潜り込んで暖かく寝ます)を用意してあげましょう。網の上や木の切屑は寝床にふさわしくありません。

 水入れはひっくりかえしにくいお皿やウオーターボトルをケージにとりつけていつでも新鮮なお水が飲めるようにしてあげてください。ウオーターボトルは大きめのものが飲みやすいです。

 トイレは少なくともひとつ以上は必要です。フェレットは隅でうんちをする習性があるのでケージの角とお部屋の角に置いておきます。フェレット専用のトイレはフェレットの全身がはいるため失敗が少なく、またトイレをすぐに覚えやすいようなっています。お手入れも楽にできるように設計されています。トイレに敷くものはトイレの砂を使いますが、あまり粒が細かいものは誤飲や吸入の危険があるので避けてください。トイレ砂は固まる化学物質が含まれるものは食べて下痢を起こしたり、肛門に付着して脱肛の原因になったりしますので気をつけてください。ケージやトイレの臭いが気になったら専用消臭剤をお使いください。フェレットオフスプレーはフェレット自身にも使える大変便利な商品です。

 

●お客様の声●
うちのフェレ達のケージのことをお話しようと思います!
うちのケージは掃除のときのケージの重たさをなんとかして改善したい!という思いから思いつきました。
ケージの底板をホームセンターで売っている人工芝に変えて、そこに枠組みだけをのせています。
トイレの砂がとびちっても、そこだけをスッと掃除できるようにとホウキとチリトリを常備しています。
今までは時間のあるときにしか掃除してあげられなかったのが、今では毎日枠組みを動かしてマットをはたいてホウキで掃除するという、出勤前に7分かからずに掃除ができるようになりました!
なにより重たいと感じなくなった分だけ掃除が楽しいと感じます。
フェレ達もこの猛暑でケージ内でのびてしまっていたのが、このマットにかえてから涼しいのでしょうか!表情がラクそうになりました。

参考画像

 −−フード、おやつ、栄養剤−−

 フードはフェレット専用フードをお勧めします。動物性タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂肪、灰分やタウリン等の栄養素が必要量バランスよく含まれており、毛並みをよくして健康を維持します。また専用フードはうんちの臭いやべとつきを減らす効果があります。

 専用フードであっても、主成分が鶏肉等で動物性タンパク質が35%以上あるものを選んでください。主成分が小麦や大豆等で植物性タンパク質が主流のフードは35%以上であってもフェレットには栄養が不足しますのでおすすめできません。表示をよく見て選ぶようにしましょう。ただし高齢期には蛋白質の量を控えめにしたほうが、体にやさしいです。

優秀なフェレットフードの成分比較表

品名 第一主原料 蛋白質 脂肪 繊維
マーシャルプレミアムダイエット 鶏肉 38% 18% 3.5%
イースター社セレクションパフォーマンス 鶏肉 38% 18.5% 2.5%
フェレットラボダイエット 鶏肉 38% 20.5% 4%

 

 フードは鮮度のよいものを選んで購入してください。古いものや保管状態の悪いものは、異臭がしたり、酸化したり、カビがはえていたりと下痢等の原因になります。また、開封後は密封して涼しいところに保管しましょう。

 生後3ヶ月未満のベビーフェレットに与える場合は、ぬるま湯で柔らかくしたフードを1日に3〜4回あげてください(フード1:水3)。生後3ヶ月くらいから、ドライフードにゆっくりならしてあげてください。ふやかしフードを だんだん固くするのではなく、ふやかしとドライを交互に与えるといいでしょう。生後4ヶ月以降でドライフードを食べるようになったらフードをいつでも食べれるようにJフィーダ(えさ入れ)にいれておけば便利です。フェレットはまとめてたくさん食べることはありませんのでエサ入れにドライフードを入れたままでもいいでしょう。

 

 おやつは与えすぎないように、好むものをあげてください。1匹ごとに好みが違うもののフェレット用おやつや鳥のささみをゆでた物、フルーツ、お菓子などを好んで食べるようです。野菜は消化不良を起こしますので与えないでください。牛乳やチョコレートは食べさせないでください。糖分や塩分の多く含まれたものは病気の原因になりますので注意してください。

 

 栄養剤はチューブ状の練りタイプ栄養剤(フェレットバイト、ヌートリカル、フロバイト等があります。これらはフェレットのためのハイエネルギー、補助栄養剤です。フェレットが大好きな味にしてありますので、栄養を必要とするときの健康維持にお使いください。ただし与えすぎはよくありません。液体栄養剤(フロトーン、スキン&コート等)は艶のある毛並みに、そしてご褒美やおやつに使えるビタミン剤です。どちらもいざというときのために備え付けておくとよいでしょう。使用上の注意をよく読んでお使いください。

 

 −−ケア用品、おもちゃ−−

 シャンプーはフェレット専用のものがおすすめです。デリケートな肌と毛並みの為のPHバランスのとれたフェレット用にシャンプーは安全で環境にもやさしくフェレットに必要な油分を補います。フェレットリンスやコートスプレー(毛の艶だし)を使用すると艶のある美しい毛並みに仕上がります。フェレット消臭スプレーはフェレットの気になるにおいの便や体に直接かけることによって効果的ににおいを消します。体に噴霧してよくすり込んでください。

 ベビーを購入された直後には、すぐに入浴させないようにしましょう。環境が変わって体力が落ちていますので風邪をひきやすくなっています。できれば第2期予防接種が済んで1週間が経過したくらいがいいでしょう。ベビーは生後6ヶ月をピークによく食べ、よく動き、新陳代謝も活溌になるため、体臭が一時的に増えることがあります。コートスプレーや消臭スプレーを併用してあげるといいでしょう。

 おもちゃは出入りして遊ぶプレイボールやプレイログ、のびのびチューブ、猫じゃらしなどが人気です。その他アイデアしだいでおもちゃになると思いますが、安全なものを与えてあげてください破片や切れ端を飲み込まないように注意してあげてください。

トンネルおもちゃで遊ぶフェレット映像(Facebook動画)

猫じゃらしで遊ぶフェレット映像(Facebook動画)

  

 

 首輪は鈴付きの専用首輪をつけるといつでも居場所がわかり、事故防止になります。外出時や散歩にはハーネスリードセットがお役にたちます。迷子の防止に首輪に連絡先を記入しておかれるとよいでしょう。

 必要な用品の組み合わせやケージ内の配置についてはこちらも参照してみてください。

参考資料

お宅のケージ拝見
自作ケージアイデア

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