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プレーリードッグ飼育情報
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プレーリードッグのしぐさについて

 プレーリードッグは、仲間を区別して侵略者から身を守るために、さまざまなコミュニケーション行動をとります。その多くはボディランゲージで表します。これらの行動を把握しておくことによって、自分のプレーリードッグの感情を理解して接することができるようになります。

 プレーリードッグ同士は友好の印として、お互いの頭の位置を同レベルに向かい合わせ、歯を見せあいます。これはあいさつの意味でもあります。時々歯を接触させたりしますのでまるでキスをしているように見えます。

 弱いプレーリードッグが強いプレーリードッグに遭遇して、服従の意志表現をする場合は、歯を見せながら、肩を下げ、頭を傾けます。

 なわばり以外の外敵プレーリードッグに遭遇したり、他の動物と遭遇して危険を感じているとき、また威嚇するときは目を大きく見開きます。同時に尻尾を膨らませ、カチカチと歯を鳴らします。キッキッキッキッキと鳴いて仲間に危険を知らせたりします。

 プレーリードッグは、おもしろそうなことがありそうなとき、見張りをするときには上半身を高くおこして立ちます。

 オグロプレーリードッグは、その独特な行動として「jump yip display」があります。高く体を伸ばして、前足を空に向けて伸ばし「ウキュー」と甲高い声を張り上げます。荒野のなわばり内で仲間のプレーリードッグへ呼びかけをします。ペット用のプレーリードッグの場合、飼い主さんが帰宅したときにこの「jump yip display」で迎えてくれることがあるでしょう。野生下では危険が去ったあとの喜びの合図として鳴いたりします。

 体を揺らしながら歩くしぐさは、なにかに好奇心をもっていて、用心深くなっています。また逃走の準備段階の場合もあります。

 プレーリードッグが怯えているときは、向きを変えておしりを見せることがあります。子供のプレーリードッグの場合はむじゃきな遊びの表現だったり、敵意はありませんよという意味だったりします。大人のプレーリードッグの場合は、攻撃準備態勢だったり、ここは自分のなわばりだと表現していることもあるので注意が必要です。

 もしあなたのプレーリードッグが毛を逆立てて、尻尾を膨らませているなら怯えていることを意味します。または噛みつこうとしているので気をつけなくてはいけません。毛を逆立てるのは相手よりも大きく見せようとしています。尻尾を膨らますことを「pilo erecton」といいます。もしあなたのプレりードッグがこのような状態になっている場合は、冷静になるまでそっとしてあげてください。

 プレーリードッグは不安だったり、驚いたり、興奮したりすると、おしりの穴から臭腺という3本の管を出し、臭いを発します。ちょっと不快な臭いです。

 プレーリードッグは尻尾で幸せか怖がっているかがわかります。
 ・混乱すると尻尾を膨らませたり、小刻みに震えたりします。(写真A)
 ・尻尾を体に密着させながら(丸めながら)立てるのは興奮を意味します。遊びや攻撃の合間におこります。また敵から逃げるときもこの尻尾になります。(写真B)
 ・プレーリードッグが尻尾を体から離してまっすぐ立てているならよい気分を意味します。(写真C)
 ・尻尾が地面にダラリと下がっている時は、思案中を意味します。(写真D)
 

A B C D

 プレーリードッグは穴掘りが好きです。よく床を掘ろうとしたり、カーペットに潜ろうとしたりします。また巣作りが好きなので、ティッシュペーパーを集めて巣箱に入れることもよく見られます。




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