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プレーリードッグ飼育情報
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ケアのしかた

 基本的に入浴もシャンプーも必要ありません。下痢等で汚れたときや汚れで臭いが気になったら、そしてノミやダニが発生したときはシャンプーで洗ってあげることもやむを得ません。そのときのシャンプーは肌や毛並みの油分をとってしまうものや人間用のものは避けましょう。プレーリードッグの皮膚は中性です。高品質のフェレット用シャンプーや低刺激動物シャンプーがおすすめです。ドライシャンプーも使用できます。入浴に慣れない子だと怖がって暴れるかもしれませんので注意が必要です。お湯だけで洗うことも湿ったタオルで拭いてあげることも方法です。気管支炎等で砂浴びがさせられないプレーリードッグには、最低3ヶ月に1回は入浴させることをおすすめします。ただし月に2回までが限度です。入浴回数が多いと乾燥肌になりやすいので注意しましょう。

 
 (ベビー時期に入浴経験があると抵抗は少ないです)

 定期的に砂浴びをさせてあげてください。これによって皮膚や毛についている分泌物や寄生虫を落とし、被毛や肌を清潔に保つことができるからです。分泌物がついたままですと、ダニやノミが寄生しやすくなり、皮膚病の原因となる菌も繁殖しやすくなります。砂浴びの砂は、殺菌済みのものがおすすめです。チンチラダストもアメリカでは推奨されていますがプレーリーダストがいいでしょう。週に1度程度の砂浴びが理想ですが、月に最低1回はさせてあげましょう(1回10分程度)。野生のプレーリードッグは乾燥した草原で、土に穴を掘ったり、土埃の中を転げ回って体の汚れを落とします。日本の肥沃な土や砂を使用しますと、清潔効果がないどころか逆に微生物や寄生虫の感染源になってしまうことがありますのでおすすめできません。砂浴びは生後3ヶ月以上になってからさせましょう。砂浴びの砂は清潔に保つために、浴びさせないときは、容器に保管しておきます。お部屋に砂が舞い上がりますので、砂浴び容器を使用するのもいいでしょう。日光浴も安全対策(脱走防止)をとってあげればたまにさせてあげるのもいいでしょう。

 
 (砂浴びは皮膚病や寄生虫の予防になります)

 春と秋に毛が生え替わります。その時期には、軽くブラッシングしてあげるといいでしょう。抜け毛の季節にはハゲができたりしやすいですが、毛が生え替わった後はたいていもとどおりになります。

 爪は先のとがった部分だけ切ってください。爪が黒くて血管が見えないのですが、血管が先のほうまできているので、切りすぎないように注意します。伸びすぎていなければ先の1mmくらいを切ればいいです。断面は床と平行になるようにしてください。伸びて先がとがっていると絨毯などでひっかけて爪が折れることもあります。万が一のために止血剤パウダーを常備しておきましょう。

 
 (爪切り前→カットの様子→爪切り後)

  爪を切ることは、よほど慣れている子でない限り、なかなか難しいので金属ホイール(回し車)で遊ばせることで、爪先が削れて伸びすぎの予防になります。ホイールは網タイプでなく、板タイプ(下記)がおすすめです。

 基本的に耳掃除は必要ありません。でも時々耳のチェックをしてあげてください。耳が小さいので気がつきにくいのですが、汚れているようだったら、動物用イヤークリーナーで綿棒をしめらせ、優しく掃除してください。掃除しても汚れがすぐについてしまう、異臭がするような場合は、耳ダニがいるかもしれません。病院で検査してもらいましょう。


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