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| チンチラの飼育方法 |
チンチラとの接し方
初めてチンチラを迎え入れたとき
ケージ内に食器や回し車など小物は置かずに、まずチンチラを入れます。チンチラがケージの中で落ち着いたら(数時間後)、小物を設置するようにします。体を休めるように巣箱はかならず用意してあげてください。チンチラは何でも囓りますので、ダンボールや新聞紙、布、ビニールなどを手の届くところに置いてはいけません。
新しい環境へのストレスを防止するために、最初の1週間はケージの中でゆっくり休ませます。ケージに布をかけて薄暗くしてあげると落ち着きやすくなります(布を囓らせないように注意)。触ったりするスキンシップや外で遊ばせたりすることは絶対に控えてください。他のチンチラがいる場合はいきなり一緒にしてはいけません。
ベビーの場合、ストレスの少ない水槽式ケージがおすすめです。20℃くらいで一定の温度に保つようにエアコンやパネルヒーターを利用してください。最初の3日が肝心です。快適な環境で落ちつかせるように配慮してください。新しい環境では緊張のあまり、水の飲む量が増え、それによって下痢をおこすことがあります。新しくベビーを迎えた数日間は水を与えないで、ニンジンやリンゴを少しだけ与えて水分補給してあげるといいでしょう。落ちついたらボトルを設置してあげましょう。
いきなり驚かすようなことや追い回すことははせずに、ゆっくりと慣らせていきます。最初は距離をおいて接することが重要です。落ち着かないときは、かまわずにそっとしておきます。
新しい環境と飼い主に慣れるまでは、多少の日数がかかります。昼間はそっとしておき、夜になったらやさしく、ゆっくりと声をかけながら接してあげてください。
ベビーのチンチラは、ちょっとしたことでも体調を崩しやすいので、気になる症状があれば獣医さんにみせるようにしてください。健康な状態でも健康診断を受けておくことをおすすめします。急激な温度変化や湿度の上昇、気温の上昇にはくれぐれも注意して快適な環境をつくってあげてください。


(環境が変わるので、休まる環境と一定温度が大切です)
脱走時の捕まえ方
カゴから抜け出し、お部屋中を逃げ回ることは、珍しいことではありません。ここで注意しなければならないことは、決して怖がらせてはいけないということです。追われる恐怖心からショック死することもあるからです。とはいっても結構すばしっこいのでなかなか捕まえられなくて、イライラしながら追うようになってしまいがちです。こんなときは2人がかりで捕まえることをおすすめします。お部屋の真ん中で捕まえることはなかなか難しいので、お部屋の角まで少しずつ追います。そして、2人で行く手をふさぎながら、すばやく頭と尻尾を抑えて掴みます。緊急時は尻尾だけを掴むこともやむを得ません。長時間かけて捕まえるよりもすばやく行うほうがいいからです。チンチラを捕まえたらすぐに自分の胸元に軽く当てながら落ちつかせます。そしてそっと巣箱に入れてあげましょう。
飼い慣らすためには



慣れてくるにしたがって、あなたについてきたり、あなたの体に飛び乗ってきたり、遊んでもらうことを催促するようになります。チンチラは人にたいして警戒心をほとんどもっていませんので、すぐに仲良しになるでしょう。
狭いケージでストレスがあったり、運動不足の時などは、チンチラもイライラしてなかなか慣れないことがあります。快適な環境と栄養を用意してあげることが慣れるための第一歩です。
慣れる時期というのは個体差があります。飼い始めた年齢、生まれ持った気質、いままでの環境等にも影響されます。慣れるまで数年かかったというまれなケースもありますが、普通は1年以内に飼い主を見分けて慣れるようになるものです。なかなか慣れないということで焦らないでチンチラのペースで接してあげましょう。
抱き上げ方
抱き上げるときは、両手で抱きかかえてください。片手でおなかを支え、もう片手で背中を覆うように持ち上げます。抱っこは片手を襟首でもう片手でお尻(尻尾をおさえるように)をもつのも方法です。しっぽをつかんで持ち上げたり引っ張ったりしてはいけません。落とすことも抱っこをいやがる原因になりますので気を付けましょう。
1日数秒でもかまいませんので(ストレスにならない程度に)チンチラを抱っこする習慣をつくるといいでしょう。飼い主の臭いに早く慣れ、抱っこされるのも喜ぶようになります。
マナー
チンチラを人間の都合に合わせず、チンチラの特性を理解して、チンチラに合わせるようにして親密感を深めていってください。昼間はチンチラのお休みの時間です。無理に起こさないでください。チンチラは神経質な動物です。追いかけ回したり、乱暴に扱わないでください。
環境が変わったばかりの時や発情期のシーズンはチンチラも落ち着きがなくなります。そんなときはそっとしておいてあげることも大切です。
最初はなかなか馴れないかもしれませんが、あせらずにゆっくりと愛情をこめて接してあげてください。チンチラもあなたを愛するようになるでしょう。

(手渡しでのエサ与えがスキンシップになります)
チンチラの鳴き声と意味
キューキュー、プープー、プップッは仲間を呼ぶ声、寂しいとき
ワンワン、アンアンは求愛、発情
グッグッは不安や警戒の声
ケーッケーッ、ギャッギャッは仲間に危険を知らせる声
【お客様からの投稿より】
我が家のチンチラで多い鳴き声というと、昼寝中に突如思い出したようにプーッ!プゥッ、プゥッ、プゥ。。(長さや強弱にバリエーション有り)というものです。鳴くつもりがなかったような半眼の表情の事がほとんどで、何事もなかったように寝入ります。夢でも見ていたのでしょうか。本人に訊いてみたいです。
他の動物との相性
基本的に神経質な性格なので、他の動物との接触は避けたほうがいいです。他の動物との接触はストレスになったり危害をくわえられたりする可能性があります。ただ、いろんな飼い主さんから、うちの犬と仲良し、猫や犬と仲良しという意見もよく聞きます。そういった例外もありますが、安全のためには、接触を避けましょう。


(飼い主さんからの投稿写真)
作成: SBSコーポレーション