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フクロモモンガ飼育情報

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フクロモモンガの飼育に必要な用品(大人用)

○ケージ

大きさは大きいほど良く、市販されている鳥かごやリスケージを代用します。
脱走出来ないように柵の幅が狭く、網目の細かいものを選びましょう。
フクロモモンガは滑空しますので、横幅よりも高さのあるケージがおすすめです。
入り口にはなす管等で鍵をして、モモンガが逃げ出したりしないようにします。

参考画像/イージーホーム35ハイアーチ メーカー/三晃商会
サイズ:W360xD340xH600mm
※ワイヤーピッチ
前後面左右:約12mm 左右面上下:約12mm


大きさは幅50cmx高さ90cmx奥行き50cmくらいのサイズが理想です。

○ケージ内に設置するもの

とまり木
かごの中で飛び回れるように足場を作ります。
樹脂製のものではなく、出来れば天然の木で作られたものが良いでしょう。
アーモンド、アプリコット、胡桃、チェリー、桃の樹は毒性があるので入れないようにしましょう。
ケージの中に留まり木を入れておけば運動用具にもなりますし、爪が削れるので伸びすぎ防止にもなります。トンネルおもちゃも退屈させない運動促進おもちゃです。



運動器具
運動不足は太る原因になります、広くて背の高いケージで飛び回るのもいいですが、回し車で運動させるのも楽しくてダイエットになります。


おもちゃ
ケージの中で遊べるように安全なものを置いてあげてください。








巣箱・寝袋…
夜行性のフクロモモンガが日中休むために寝床が必要です。
市販されている鳥用の巣箱などを代用することが出来ます。
巣箱の中には農薬の使われていない木の葉や敷材として市販されている藁などを敷いても良いでしょう。



巣箱をケージの高い位置に設置する場合は、必ず上にモモンガが乗れるスペースを空けて下さい。モモンガは高い位置に登りたがる為、巣箱の屋根部分に隙間が無いとしがみついた際に比翼ひだを傷つけてしまうことがあるからです。

ケージに吊るすポーチや寝袋は巣箱よりもフクロモモンガを出しやすく、慣らすことにも有効です。日中などに寝ているフクロモモンガをポーチに入れて、飼い主の首に下げておく事により飼い主の匂いを覚えさせることが出来ます。


餌入れ・給水ボトル…
フクロモモンガの餌はナマ物が多い為、汚れやすいです。
餌入れには熱湯消毒が可能な陶器の食器などがおすすめです。
底が深すぎる皿はモモンガが餌を取り出しにくくなるので、出来るだけ底が浅いものを選びましょう。

果物を主食とするフクロモモンガは水分をそこまで必要としませんが、ハムスター用の飲み口が小さなボトルを設置してあげると良いでしょう。


参考画像/ウォーターボトルミニ
メーカー/マルカン


保温器具・温度(湿度)計…
フクロモモンガは寒さに弱く、温度変化にも敏感です。ケージ内が冷えないように、ペット用の保温電球やヒーターを用意しましょう。
パネルヒーターはケージ全体を暖めることが難しいため、結束バンドやワイヤーなどでケージの側面に取り付けると良いでしょう。
(更にケージ全体を覆うように毛布などをケージにかけると暖まりやすいです。)
温度・湿度の変化がわかるように、ケージの中や傍の壁などに温度(湿度)計を設置しましょう。


参考画像/保温電球
メーカー/マルカン

   

(ケージ内が楽しいように配置しましょう)

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フクロモモンガの飼育に必要な用品(ベビー用)

○ケージ

生後3月未満のベビーの場合は、しっかり保温が出来るように小さなプラスチックケースなどで飼育することをおすすめします。
ただし、湿気が篭らないように通気性が良いものを選びましょう。
ケージ内には必ずヒーターなどの保温器具を入れて下さい。
ベビーは温度が下がるだけで体調を崩したり、最悪命を落とすこともあります。

参考画像/AMCコンテナキャリー メーカー/GB
サイズ:W360xD280xH170mm


○ケージ内に設置するもの

保温器具…
上記でも述べましたが、フクロモモンガのベビーは抵抗力が弱い為、季節を問わずケージ内に保温器具を設置しましょう。
ケージ内に直接パネルヒーターを敷く場合は低温火傷を防ぐ為、ペットシーツなどで包むようにしましょう。

参考画像/うさちゃんのフラットヒーター メーカー/マルカン

餌入れ(置きミルク用)…
フクロモモンガが飲みやすいように、底が浅い皿を選びましょう。
あまり大きな皿にすると、ミルクの中にモモンガの体が入ってしまい、皮膚病や体温の低下に繋がります。お刺身を食べるときなどに使う醤油皿などを代用しても良いでしょう。餌入れには熱湯消毒が可能な陶器の食器などがおすすめです。

寝袋…
ベビーの寝床として、フリース生地などで作られた寝袋を入れてあげましょう。
中は排泄物で汚れやすい為、洗い替え用の寝袋を何枚か用意することをおすすめします。

★参考資料:お宅のケージ拝見
(いろいろな飼い主さんが実際に使用されているケージを写真で紹介しています。)
★参考資料:自作ケージアイデア
(工夫して快適なケージを作られた体験談。各動物のケージ集。モモンガケージもあります。)

飼育体験談 「さん」ちゃん

飼育では、とにかくキレイにする事。
ゲージの中の工夫としては、
@メインのお布団(袋) 
Aおひるね布団(ももんがテント)
Bおくつろぎソファ(のようなもの)
三箇所用意してあり、気分によって使い分けてるみたいです。

狭いももんがテントなどはお昼寝の寝顔も見れてマッサージなどもしてあげやすくて、コミュニケーションが取りやすいです。
ホッペや顎 (本当に気持ち良さそうな顔をします)
お腹 腕 足の裏 のマッサージは大好きなようです。
背中 しっぽは、嫌がりますね。

あとゲージの中のメインの「木」は動くようにぶら下げてあります。
運動不足になりやすいので外で遊ばせない日でも揺れる木で遊んでいればバランス感覚も身につく?ような気がします。

餌やおやつを手であげる時、すんなり渡さず引っ張りっこしたりすると、ムキになって奪おうとします(人間の子供と一緒です)
一応 野生を忘れないようにと。。。工夫してるつもりです(^^:

ちなみに「さんちゃん」は飛んでくれませんが、壁を這います。

飼育体験談 02

フクロモモンガを手にのせたり体を這わせたりした際服の上からでも皮膚に爪が刺さって痛い思いをしたり、爪が寝袋に引っ掛かったりして身動きがとれなくなっていたりすることがよくありました。また私自身皮膚が弱くモモンガに這われた後に皮膚が痒くなってました。

飼育している子はよくなれているのですが手や爪が小さく、また切った瞬間はさすがに嫌らしくピクッと動きます。そのため時間もかかるし切る側も相当神経を擦り減らしてしまいます。またモモンガとの信頼関係も崩れないかと心配です。

そこで考えたのが運動用に入れてある回し車に紙やすりを貼付ける方法です。
夜間はよく回し車を使うのでその時適度に削れるという戦法です。
紙やすりはホームセンターで防水性の目の細かいものを使用。指先で触ってもザラザラ痛くないものを選びました。

三日ぐらいたつと布への爪の引っ掛かりが無くなり皮膚への刺さりもかなり改善されました。この方法を試し初めてからは爪切りは一度も行わなくなりました。ただモモンガの手足の肉球の部分への影響も考慮して様子を見ながら使用していく必要はあると思います。(ちなみにわが家では今の所設置しっぱなしですが皮膚がただれたとか擦りむけた等の問題は生じてません。あくまでも固体差はあると思いますが。)

参考画像

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